SAVE ME(BTS) * ページ21
CASE.5 弁護士 × ナムジュン
「ひさしぶりだね、オッパ」
「…ひさしぶり。
って、オッパって呼ぶなって言ってるだろ」
「ふふふ、だって」
冗談まじりに慣れない呼び名を口にすれば
おもしろいくらい不機嫌になる
目の前のナムジュンの顔。
「最近忙しかったの?」
「まあいろいろと、な…」
弁護士であるナムジュンの
仕事はもちろん忙しい。
でもナムジュンの言葉には
仕事以外の文字通り“いろいろ”が
含まれてるのをわたしは知ってる。
「…ナムジュンは、悪いひとだね」
「ぁ…っ、咥えたまま、喋んなって…」
「奥さんがいるのに、こんなことして」
「………」
「まあ、風俗は浮気とはちがうか」
「…A、は…っ、どう思う…?」
「…わたし?わたしは風俗ぐらい
べつにいいかなって思ってる。
男のひとだもん、しょうがないよ。
そこに気持ちさえなければ」
「……気持ち、か…。う、ぁ…っ」
「っん、イキそう…?」
「…お前の中で、イキたい…っ」
「んん、ぁっ、やぁ…っ」
わたしの頭を引きはがすと
すかさずベッドの上へ組み敷かれて
性急に押し進められるナムジュンの体。
「ぁ…んっ、あぁっ」
「…あいつとは…っしてない、から…」
「っや、はぁ…っ」
「……お前と先にっ、
出会ってたら、よかったのに…っ」
「あぁ…んっ、も、いっちゃ…っ」
ナムジュンがわたしの上で
なにか呟いた気がしたけど、
いつもとはちがう荒々しい行為に
わたしの思考は停止した。
「…もう行くの?」
「ああ、あいつが待ってるから…」
「そっか、またねオッパ」
「だからその呼び方はやめろって。
いちおう同い年なんだし」
「だってオッパなのは事実だもん。
…オンニによろしくね、ナムジュン義兄さん」
「また、な…」
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ゆな army(プロフ) - いい話見つけたと思って見てみて今日からメイドはじめますがあったから見たら昨日見たやつで、私がいいと思った作品を2個も作ってるなんてすごいぃぃ! (2019年8月21日 2時) (レス) id: 8f8698fbcc (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - きみさん» ふふ//// (2017年5月29日 19時) (レス) id: 79fe3379d4 (このIDを非表示/違反報告)
きみ(プロフ) - しあテテさん» わー!こっちにまでコメントありがとうございますー!よかったらこれからも読んでもらえるとうれしいです♪ (2017年5月28日 21時) (レス) id: 645a6ad285 (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - こっちもきたよおお♪ (2017年5月25日 1時) (レス) id: 79fe3379d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きみ | 作成日時:2017年5月25日 0時