#藍沢と緋山 ページ8
緋山視点
居酒屋の中。
ビールを飲みながら、私は藍沢に尋ねた。
緋山『藍沢ってさ、………好きな人いんの？』
藍沢『！何なんだ、いきなり。』
緋山『何なんだって、なんも無いけど。』
藍沢『………気になってはいる人はいる。』
！
それって、誰？
私じゃないよね？
もし私だったら、両思いだよね！？
緋山『誰！？』
藍沢『お前も恋愛に興味あったんだな。』
緋山『は？』
藍沢『いや、意外と可愛いと思って。』
可愛い？
私にこんなこと言うって、まさか、本気で藍沢………。
緋山『で、誰なの？好きな人。』
藍沢『藤川には言うなよ。』
藍沢『白石だ。』
え……………。
白石………！？
なんで？
白石、私を裏切ったのに。
でも、確かに白石は可愛い……。
緋山『……………。』
藍沢『………どうした？』
緋山『いや……別に。』
藍沢『お前はいるのか？』
緋山『え？……い…いないけど。』
藍沢『そうか。』
緋山『……………そっか！白石か！白石、可愛いもんね！お、お似合いだよ。』
私は、早口でまくし立てた。
失恋……？
諦めたくない。 けど……。
緋山『じゃ、じゃあ、私帰る！明日ね！』
私はそう言うと、足早に居酒屋を出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 12人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなと - ルールを理解する気もない、ご本人様方に迷惑かけてる事もわからない、そんな貴方に作品を作る資格はありません。違反報告します (2019年10月18日 7時) (
レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です。ご本人様方にも迷惑がかかります。ルールというものをちゃんとご確認下さい (2019年10月17日 7時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キラッチ | 作成日時：2019年10月17日 6時
