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お友達に会うはなし ページ13

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最近は、りょうが東京でお仕事があると、
必ずと言っていいほど、夜一緒に食べて、
そのまま、うちにお泊まりという流れになっていて。

平日でも次の日が仕事でも、
好きな人に会えるのは、やはりうれしいもので。

今日もいつものように、りょうが家に来て。




り「おじゃましまーす、」

『どーぞ、』

り「ふふ、Aも最近抵抗なくなってきたね」

『え?(笑)そりゃ、まあ、回数がね(笑)』




2人でソファに座って、少しお酒を飲んで。
りょうが立ち上がったタイミングで、
ふらっとベットサイドを見ていて。
あの紙に手を伸ばして、そのときに、あ、なんて声に出してその存在を思い出す。




り「………なにこれ?」

『あ、えーっと、』

り「もらったの?」

『あーー、うん、』

り「これ、LINEID?登録したの?」

『あ、いや、』

り「ふーん、ならいーや、」




そう言ってふらっと、冷蔵庫から飲み物を出して、隣に戻ってきて。

少し心配になって、目を合わせれば、ん?なんて優しい顔をされて。




り「やましいことでも、あんの?(笑)」

『いや、っ、ない、けど、』




少しどもった私を見て、不思議に思ったのか、
何か、びっくりしたような、勘づいたような顔をしたりょうは、突然紙を取り出して、携帯に向き合う。

まずいかも、なんて思って、紙を取り上げようとすれば、上に挙げられて、私の両手は掴む場所を失って、そのままりょうの腰に抱きつく?




『………わっ、!』

り「ふふ、あ、やっぱり。これ、てつやのじゃん」

『あ、えっと、』

り「ねえ、これさ、てつやがラジオの収録に来たときに渡された?」

『あ、えっと、、、うん』




そういえば、はーーーまじか、なんて大きな溜息。
それを聞いて抱きついた状態から、離れようと思えば、阻止されるように背中に手を置かれて。




『……………りょ、う?』

り「てつやがさ、こないだ、ラジオのスタッフのお姉さんが、ちょーかわいくて、すごいタイプだった!って話しててさ、思わず連絡先渡しちゃったんだけど、連絡こない〜って落ち込んでて」

『あっ、えっ、そっか、、、』

り「まさか、Aのことだと思わなかった」





そのまま、脇の下に手を入れられて、
膝に乗せられて、りょうと向き合う形に。
ぐっと顔が近付いて、思わず目を逸らす。





り「A、こっち向いて」

『……………ん、』









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さんかく(プロフ) - mariaさん» コメントありがとうございます!気持ち抑えられなくなったりょうくん書いてみました…!Sが出てるか微妙ですが………。気に入っていただけたら嬉しいです! (2020年12月5日 7時) (レス) id: 275b77238f (このIDを非表示/違反報告)
maria(プロフ) - ミッドナイトブルー、最高です!いつも楽しみにしてます(゚∀゚) りょうくんが主人公ちゃんへの気持ち抑えられなくなってちょっとSになっちゃうの見たいなぁなんて思ってました!リクエスト良かったらお願いします(^人^) (2020年11月24日 15時) (レス) id: 27c762913b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さんかく | 作成日時:2020年10月13日 9時

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