三角形。【Ryosuke × Kei】

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〈出張中です。自由に休んでね♪〉







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保健室のドアにかかったこの看板を

見つけたから、今日はここなのだろうか。







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／ｶﾞﾗｶﾞﾗ







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静かに開けると、もうそこにあなたは来ていて。






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『………涼介、』






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その言葉を聞くと、伏し目がちに振り返った。






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立ち上がり、私の腕を掴んで純白のベッドに座らせる。







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『んんっ、………んぅ』






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急に唇を奪われて、

息をするのも忘れるくらいに絡み合う。







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元々緩かったネクタイを片手でとり、もう片方の手で

私の両手を押さえて、ネクタイで結ぶ。







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『えっ………動けないよ』







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初めてのこんなやり方に、少し困惑する。







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涼介『………その方が、お前も俺も興奮するっしょ…？』







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今日初めての会話がこんな内容なんて。







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＿＿＿悲しくなるけれど。







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『涼介の好きなように、して…？』







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今、この瞬間だけは、

涼介を誰よりも一番近くで感じられるから。







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動かしにくい両手を我慢して、精一杯涼介に応えよう。







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欲求のままに腰を打ち付けられ、私の身体は限界で。







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『ひゃ、も…無理っ………』







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涼介『っ…………黙って、』






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いつもよりも激しい涼介に、

何度も意識を手放しそうになる。







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