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百六十八話 ページ40

一部修正しました。
_____________________________

冷気を纏った私の日輪刀が勢いを増し、白藍の頸目掛けて真っ直ぐに突き進んでいった。
しかし、首元に辿り着く寸前に刀がピタッと止まる。刃先は両手の指で挟むように受け止められていた。

『なっ、』

白「ざぁーんねーん。でもさすが冷華様の血が流れているだけあるね!結構な威力…よかったぁ、これならすぐには死なないね!」

そう言うと、彼女はそっと刀から離した両方の手のひらを口に当てて___

警戒してすぐに後ろへ飛ぶ。


血鬼術

幻藍の想(げんあい そう


微かな鉄の香りが私の鼻先を掠めたと同時に、彼女は己の手に大量の花を咲かした。

『(綺麗な、白い藍の花…)』

そしてふぅ、吐息を吹きかけると、咲き誇っていた藍は一斉に散り、大量の花びらが私めがけて飛んできた。

いやぁ、やっぱり人は見た目によらないものだね。戦闘狂っぽい雰囲気出してたから、てっきり拳で来るものかと…

『っく、』

だけど強い。
ほんの一瞬か掠っただけでも、頬から少量の血が流れた。

___ただでさえ小さい花が細かくなちゃったから、避けづらいなぁ。


漆の型

氷海


とりあえず、自分の周りを飛び交う小さな花びらを全て切り刻んで、そこからすぐさま相手の間合いに入る。

白「はやッ…!?」


刀を横に振り、白藍の頸が宙を舞った___
んだけども、なんかちゃんと斬った感じがしないのですが。

面倒臭い予感とともに、冷や汗が流れた。

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・作者による解説・

藍の花の部分って、小さいですよね(注:作者は画像でしか見たことありません。)
このシーンのイメージは、その小さい花の一部が空中を漂ってるわけですが、そのめっちゃ細かい花弁を全部みじん切りにしてしまうAちゃん。すごいです。

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RUNA - 一気読みさせて頂きました!すごく面白いです!続き待ってます! (9月24日 21時) (レス) id: b5ccb32c76 (このIDを非表示/違反報告)
夜空ゆーたお(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (5月22日 1時) (レス) @page48 id: d76bc8bfcd (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - ありがとうございます!!(泣) (2021年11月25日 20時) (レス) id: 10525b1d34 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鹿 - とっても面白いです。続きを楽しみにしてます。 (2021年10月1日 22時) (レス) @page30 id: 2e973fc2c9 (このIDを非表示/違反報告)
月の舞 - まかろんさん» また撮って更新して載せました。載せ方は6月10日に送られてきたメッセージ通りです。 (2021年7月13日 7時) (レス) id: 4940840d93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まかろん | 作成日時:2021年4月2日 4時

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