百七話 ページ24
宇「…話を戻すが、人に好かれて感謝される、だっけか?否定はしない。俺は派手で華やかな色男だし、当然だろ。
_____女房も三人いるからな。」
『宇髄さん、それ地雷。』
妓夫太郎は数秒の沈黙後、色々と問題のある事実に頭の整理がついたらしく、物凄い怒りと嫉みの表情を見せた。
その中には殺意も混ざっている。
妓「お前女房が三人もいるのかよ。ふざけるなよなぁ!!なぁぁぁ!!許せねぇなぁ!!」
血鬼術 飛び血鎌
宇髄さんに向かって放たれたのは、薄い刃のような血の斬撃。
それもとてつもなく沢山の数だ。
それはどうでもいい。←
寧ろ自業自得だとすら言えると思う。
問題は一般人の人たちである。
多分宇髄さんはあの人たちを庇いながら捌ききれない。
いくつかの斬撃を斬って援助する。
あれ?
あの血鎌…
『(厄介だな…)』
ドン
床が爆発する。
宇髄さんの技だ。
相変わらず派手だなぁ。
宇「逃げろ!!身を隠せ!!」
「はっ、はい。」
落ちたところで背負っていた一般人を逃す。
『流石ですね。』
でも、油断しない方がいいですよ。
だって…
妓「逃がさねぇからなあ。
______曲がれ飛び血鎌。」
血の斬撃は軌道を変えて宇髄さんへ目掛けて一直線。
さすがの宇髄さんでも驚いているようだ。
斬撃自体操れるのか…
敵に当たって弾けるまでの地の斬撃。
『すみません宇髄さん。これはちょっと予想外でした…!宇髄さんに当たってしまった…』
宇「あ?聞こえねぇよ!!俺は音の呼吸使いだが、我妻程聴覚がいいわけじゃねえぞ!!
とりあえず反撃だ。上の階の人間は殆ど逃げてる。」
『…了解です。』
技で相手を錯乱させる。
その隙に宇髄さんは忍の道具とみえるものを刀の摩擦で爆発させた。
本当に好きですよねぇ、爆発。
なにその笑顔。怖いんですけど。
将来どこかの建物を悪気なく爆発してしまいそうで心配です…
パラパラと天井から破片が落ちていく中、宇髄さんはつぶやいた。
宇「…まぁ、一筋縄ではいかねぇわな。」
帯で防御したのか。
妓「俺たちは二人で一つだからなあ。」
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作者名:まかろん | 作成日時:2021年1月7日 6時