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夢主side
今日はベルさんらが来てくれています!
べ「貴方、ナンパされたそうね」
『な、なんでそのことを?』
べ「安室透に聞いたのよ」
『安室さんと知り合いなんですか?』
べ「仕事上ね」
『いっつも思ってたんですけどベルさんってなんのお仕事をされているんですか?』
べ「……情報屋ってところかしら」
情報屋……ベルさんになら聞いてもいいのかな?
『あの、私 調べてもらいことがあるんです』
べ「調べてもらいたいこと?」
『私の、父のことについてです 両親は私が物心ついた時にはもう亡くなっていて 親戚の家に住まわせてもらっていたんです
親戚の人たちからは何も言われなくて、死因のこともどんな人だったかも
だから気になって警察に調べてもらったんですけど なぜか、父の死因だけ書かれていなかったんです ただ死亡としか……』
べ「つまりあなたのお父さんの死因を調べて欲しいと?」
『やっぱりダメですかね?警察がわからなかったことなのに』
べ「……いいえ、引き受けるわ、情報を提供してあげる」
『ありがとうございます! えっと料金はいくらくらいですか?』
べ「お金なんていらないわ」
『え!?でも……』
べ「いいから」
『じゃ、じゃあお言葉に甘えて』
それからベルさんはケーキを買って店から出て行った
まさかベルさんが情報屋だとは思わなかったけど知らない人に頼むよりは全然いいよね?
これで本当にお父さんの死因が分かるかもしれないんだもの!
いい知らせを待っていますベルさん
ベルモットside
依頼されるなんて思ってもいなかったわ
あの人のことを調べなくてはいけないなんてね
本当のことを教えたほうがいいのかも知れない……
もし本当のことをあの子に教えたらなんていうかしら
一生後悔する日になるかもしれないわね
きっとあなたは私を恨む
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作者名:アリア | 作成日時:2019年1月13日 12時