02 ページ6
「マッキー、すばるんの事好きやろ？」
「え、あ、ええっ！そ、そんなこと！！！」
「バレバレや(笑)」
「あちゃーーー、丸ちゃんだけに言うけど内緒だよ」
「もちろんや」
すばるんは電話当番。
お昼ご飯はだいたい同期3人で食べていた。
たまに、こうして電話当番の時に
二人っきりに、なれるんやけど。
オシャレなカフェ。
腹に貯まらないメニューやけど
君と一緒なら
胸がいっぱいで。
「じゃあ、俺がすばるんに彼女おるか調べたろか？」
「…ほんと？」
「ええよ、そのぐらい」
「丸ちゃん頼れるぅーー」
仕事だからと
控えめなピンクベージュのネイル。
玉森先輩の影響か
だんだんライトストーンとかつき始めて。
ひとつ、ひとつが
可愛いんやから。
。
『俺？彼女おるよ』
「えええっ」
『なんで？』
すばるんに、あっさりそう言われ
ラッキー！って思う気持ちが抑えきれない。
『でも、もう別れるかもしらん』
「え、っ？」
『あんま、上手くいってへんねん』
「そ、そっか。大変そうやな」
クリスマスを過ぎて
すばるんはフリーになった。
それをマッキーに伝えると
ありがとう！と喜ぶ。
僕はそんな笑顔に
胸が苦しくなる。
そして、春になって
すばるんが突然7課へ異動となった。
「え、7課？」
『そやねん。急すぎる』
「えー、7課って薬局レセプト扱うとこでしょ？大変過ぎるじゃん」
『なんか、7課全然人がおらんらしいわ…』
7課は3階にある。
唯一の薬局レセを扱う課。
僕は
逆に嬉しかった。
マッキーの好きなすばるんが
違う課へ異動して
違うフロアでもう顔も合わさない。
チャンスだと思った。
でも
そんな風に思ってしまう自分が嫌になった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 621人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sangozygo(プロフ) - やすこさん» やすこさぁぁん！2ページで前回より短くなってごめんなさい（笑）ぐふぐふしてもらえたなら何よりです！ (2019年6月22日 9時) (
レス) id: 3df521cf6f (このIDを非表示/違反報告)
やすこ(プロフ) - こんばんは。遅くに失礼します。通知をみて、キタコレ！って思いながらページ開けて。さらに、オォ！って。ぐふぐふしながら読みました！sangoさんに降りてきてもらえる日を待ってます！ (2019年6月21日 22時) (レス) id: ece002bc32 (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - やすこさん» やすこさーん！この村上さんで長い話に出来たらいいなと思いつつ、3ページでごめんなさい(笑)かっこいい村上さんもヘタレな村上さんも書いてみたい2019年ですw (2019年2月16日 11時) (レス) id: b426f69b31 (このIDを非表示/違反報告)
やすこ(プロフ) - スーツ素敵。さりげなく助けに来てくれるのもかっこいい。自分の売場に来て欲しい！休憩中だったので、すごく癒されました。昼からも売場で妄想しますね。たまらん(*ﾟ∀ﾟ)=3 (2019年2月15日 12時) (レス) id: 6c276f17d6 (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - がくたんさん» 言うバージョンもアリかなとも思いつつ、ここはチョコを手のひらに乗せてみたよ(笑)タイトルが決まらなくて公開を少し諦めてた…w (2019年2月14日 23時) (レス) id: b426f69b31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sangozygo
| 作成日時：2018年7月14日 13時
