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普通のクラスメイト…か。
そうだよね。
私なんて横山にとったら普通の。
返事出来なくて
スマホの画面をオフにした。
あーあ。
学校行きたくないな。
。
「ちょ、既読スルー辞めろや」
『…ごめん、あの時眠くて』
「…吉田」
『…な、なに？』
「あれ、架空の女の子なんやろ？」
『そうだよ』
「…あれさ、架空の女の子やから普通のクラスメイトって答えたけど」
『うん』
「あの、えっと」
『横山？』
「ちょ、来て」
横山は立ち上がり
私の腕を引っ張って教室を出て行く。
廊下の突き当たり
階段を半階登って踊り場で立ち止まる。
『横山、先生来るよ』
「あれ、架空の女の子や無くて、吉田やったら、違うねん。返事」
『…え、どういうこと？』
「吉田は普通のクラスメイトやなくて」
『…え』
「お前は…どっ、どう思うてんねん、俺の事」
『は？』
「ﾁｯ、肝心なとこ噛んだ…」
『たまに噛むよね、横山』
「おう。で？」
『え、で？？』
「俺の事どう思ってんの？」
『…どうって』
「…」
『…』
「ただのクラスメイト？」
首を横に振った。
違う、違う。
言いたいのはそういうことじゃない。
なのに
なんで肝心な言葉が出てこないの？？
『…好き』
「…」
『横山が好き』
「マルより？」
『うん』
「…」
『横山…は？』
「ん？」
『横山は…わたしのこと、好き？』
「…たぶん」
『たぶんなの？』
「俺…初めてでよう分からへんねん、でもお前のこと好きやと思う」
『…そっか』
「そうや」
『…』
「…」
チャイムが鳴って慌てて教室に戻る。
先生はまだ来てなくて
丸ちゃんと目が合った。
「ど、う、やっ、た」
口パクで読み取った単語。
どうやった？
んーーー。
私は首を横に傾げた。
だってなんて表現していいのか分かんないんだもん。
そしたら丸ちゃんも私と同じ方向に首を傾けてたから、横山に頭をパシッとはたかれた。
『痛っ』
「何してんねん」
「席つけ〜出席取るぞ〜」
先生が教室に入ってきて
大人しく席についた。
。
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sangozygo(プロフ) - やすこさん» やすこさぁぁん！2ページで前回より短くなってごめんなさい（笑）ぐふぐふしてもらえたなら何よりです！ (2019年6月22日 9時) (
レス) id: 3df521cf6f (このIDを非表示/違反報告)
やすこ(プロフ) - こんばんは。遅くに失礼します。通知をみて、キタコレ！って思いながらページ開けて。さらに、オォ！って。ぐふぐふしながら読みました！sangoさんに降りてきてもらえる日を待ってます！ (2019年6月21日 22時) (レス) id: ece002bc32 (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - やすこさん» やすこさーん！この村上さんで長い話に出来たらいいなと思いつつ、3ページでごめんなさい(笑)かっこいい村上さんもヘタレな村上さんも書いてみたい2019年ですw (2019年2月16日 11時) (レス) id: b426f69b31 (このIDを非表示/違反報告)
やすこ(プロフ) - スーツ素敵。さりげなく助けに来てくれるのもかっこいい。自分の売場に来て欲しい！休憩中だったので、すごく癒されました。昼からも売場で妄想しますね。たまらん(*ﾟ∀ﾟ)=3 (2019年2月15日 12時) (レス) id: 6c276f17d6 (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - がくたんさん» 言うバージョンもアリかなとも思いつつ、ここはチョコを手のひらに乗せてみたよ(笑)タイトルが決まらなくて公開を少し諦めてた…w (2019年2月14日 23時) (レス) id: b426f69b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sangozygo
| 作成日時：2018年7月14日 13時
