45 ページ47
「ホンマにオジサンら働きませんね」
「ホントだよぅ。私が入った時からずっとアレだもん」
火曜日、今日はファミレスにて
ドリンクバーとデザートを頼んでデートしていた。
プラス100円でソフトクリームが追加できたり
今どきのファミレスは進化し続けている。
しかも新しいタイプのドリンクバーは
タッチパネルで何だかワクワクする。
「何これ、凄いね。コーラにフレーバー足せるの？」
「最近このタイプ多いすよ。食べ放題とかカラオケとか」
「そうなんだ。すご…」
最新式のドリンクバーの前に立ち尽くす私を笑って引っ張るすばるくん。
「行くよ(笑)」
「はーい」
。
「クリームソーダにしてみよ」
追加でソフトクリームを頼み
すばるくんが緑色のソーダ水をコップに入れてくる。
「これめちゃいい。好きなだけソフトクリーム入れれるっ」
「じゃあ私はコーヒーにソフトクリーム入れてウインナーコーヒーにしてみよ」
「なにそれ、オシャレやん」
「うちで良くやるよ？」
「え、家にソフトクリームあるの？」
「はは。生クリームね」
「えっ。生クリームが家にあるとかAさんって結構良いとこのお嬢様？」
「いや、いつもある訳じゃないし(笑)お嬢様じゃないし」
「そういや、Aさん実家言うてたなぁ。あ、タバコ吸うても？」
「勿論どうぞ。気にしなくていいのに」
緑色の灰皿を差し出す。
トントンと器用にタバコを1本出して
口に咥えると
少し首を傾げて火をつける。
1度大きく息を吸い煙を吐き出す。
「すばるくん、うち来る？家族に紹介したいし」
「えっ」
「えっ、」
「緊張する…なんか…」
「なんで？(笑)」
「Aさんの家族に会うって言うだけでドキドキするわー」
「だからなんで？(笑)」
「いや、その、"娘さんを下さい"とか言うたらええんかな？ははっ」
「…え」
「いやいや！！冗談すよ！！流石に！！」
「…ぁ、びっくりした…はは」
『お濃い抹茶ケーキお待たせ致しましたー』
店員さんが持ってきてくれた抹茶ケーキ。
何だか苦いのに甘い。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 649人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sangozygo(プロフ) - はるまきさん» はるまきさん、ありがとうございます。なるべく定期的に更新したいのですが、それだとやはり最後まで書いてから公開するスタイルが合っているなぁと実感しております。焦ると良くないので納得行くまで突き詰めますね(*´ω`*) (2018年11月2日 7時) (
レス) id: b426f69b31 (このIDを非表示/違反報告)
はるまき(プロフ) - 風邪は大丈夫でしょうか？急に寒くなってきましたからね(^^;お気をつけください。更新がくる度にワクワクドキドキしながら読んでます。お忙しいと思いますがさんごさんのペースで頑張ってください。大好きです(^з^)-☆ (2018年11月1日 9時) (レス) id: 50b884f687 (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - がくたんさん» がくたんさーーーん！！お待たせぇぇ！！ (2018年10月21日 16時) (レス) id: b426f69b31 (このIDを非表示/違反報告)
がくたん(プロフ) - お帰りー！！！ばんざーい！！！ (2018年10月21日 15時) (レス) id: c5150bc668 (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - 黒川夢路さん» 夢路さぁーん！なんと奇遇な。武蔵小金井はお近くなのかしら？その徳重のカフェ場所分かったから今度行ってみるwなんだろこのご縁。素敵だわw (2018年9月24日 13時) (レス) id: b426f69b31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sangozygo
| 作成日時：2018年8月20日 21時
