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「あっ！校門でキスしてた彼女だ！」
たーくんが会わせたいと言った高校の友達の第一声がこれ。
『あはは…』
「大倉がね、いつもAちゃん、Aちゃん言ってうるさいんすよね！」
「お前にAちゃんと呼ぶ権利は無いわ。Aさんや」
『あはは…』
「いいなぁ、年上の彼女。俺も欲しいー！」
「ホンマにうるさいな、北山」
『元気だね、北山くん』
「可愛い子紹介して下さいよー」
助手席にたーくんを乗せ
後ろに北山くんを乗せて
車を走らせた。
結局帰りも迎えに来てってなったから
学校から少し離れたところで待っていた。
そしたら、たーくんが
少し小柄で茶髪の男の子を一緒に連れてきて。
それが友達の北山くんだった。
たーくんが中学の時に
こんな打ち解けてる友達なんていなかったよなって。
いつも学校が嫌だ
仲良いやつもいないし
先生も嫌だってずっと言ってたもん。
それを思うとなんだか胸熱。
(保護者目線だな)
「Aちゃん、お腹空いたからファミレス行こ」
『いいよ』
「北山も行く？」
「あったりまえじゃん」
「ﾁｯ 空気読まへんやつやな」
「大倉っ、そういうこと言うなよー」
ファミレスに入り
ドリンクバー3つと
お腹の空いたたーくんは
ガッツリとハンバーグにチキンのコンボを頼みライス大盛り。
「大倉、それ晩飯じゃんw」
「ちゃんとそれはそれで食うわ」
「俺ポテト頼もっかなぁ。Aちゃん食べる？」
「やから、Aさんな！さん付けしろや北山」
「嫉妬深い年下彼氏持つと大変っすね、Aちゃん」
『えっ』
「うわあー、うるさいわ！北山っ」
「大倉、Aちゃん一筋だから」
「もおー、やから北山連れてくるん嫌やったのに」
手で顔を隠すように前髪をクシャクシャってして
遠くの方を見る。
私の知らないたーくん。
北山くんには
私の事話してくれてて
くすぐったいような
嬉しくて飛び跳ねたくなるような。
『北山くん、もっと話聞かせて？奢るから』
「えっ、マジっすか？やった！」
「Aちゃん！！」
『いいの！聞きたいんだもん』
「地獄や…」
「お前も可愛いとこあるな、たーくん♡」
「ちょ、お前にたーくん呼ばれた無いわ」
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sangozygo(プロフ) - 雨さん» こんばんは！コメントありがとうございます。ちなみに何ページまで読まれました？ (2021年3月4日 2時) (
レス) id: 5fab4b2048 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません｡｡｡ 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 この物語に出て来る大倉さんって芸能人ではなくて一般人の設定なんでしょうか？ (2021年3月4日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - kuraさん» kuraさーん！どっちも今後の展開を思うと、とても心苦しいのですが良かったら完結までお付き合いください（テヘッ！） (2020年1月8日 15時) (レス) id: 3df521cf6f (このIDを非表示/違反報告)
kura(プロフ) - 可愛い可愛い可愛い可愛い可愛すぎる2人、ずっーーーーと見守りたいです。あちら読んでからのこちらのルーティンです。癒し大事♪♪さんごさんからの供給が凄いです！デレとドSでもうめろめろです、日々潤いありがとうございます！ (2020年1月8日 12時) (レス) id: 28b6de53d6 (このIDを非表示/違反報告)
がくたん(プロフ) - 気になる気になる！(笑) 15祭以降の彼の言動から始まり、くらすますからアガりっぱなし！！緩〜い雰囲気の中に、あんな男気どこに隠してたの！！って(人´3｀*)〜♪←今までが無知すぎた (2020年1月6日 4時) (レス) id: bb2764f922 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sangozygo
| 作成日時：2019年12月18日 23時
