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「…お邪魔します」
山「どーぞー」
山「はい、これレシピね」
渡された1枚のレポート用紙。
山「これ誰でも作れるレシピだから簡単だよ」
「頑張ります！」
山「横山くんに何度もアタックするって若いよねぇ」
「そうですか？」
山「うん。あたしだったらそんな勇気無い」
「なんか…諦めようって思ったんです。でも出来なくて」
山「…Aちゃん」
「10コ差はキツいですねぇ」
山「…横山くんの精神年齢的にはAちゃんと同じか下ぐらいなのにね(笑)」
「ホントですよ！29歳だなんて詐欺ですよ！」
山「ま、いっぱい恋愛するのもいいかもねぇ。あたしは1人のひとが長すぎたから」
「そうなんですか？」
山「うん。大学の時からずっと付き合ってたから10年？」
「別れちゃったんですよね…？」
山「まぁねぇ。あたしも元彼に夢見てたんかなぁ」
「渋谷さんと結婚するんですよね？」
山「うん。たぶんもうすぐ式場とか押さえるよ」
「えっ。マジですか」
山「夏のC休で♡」
「おめでとうございます♡」
山「ありがとう、さてと材料合わせたら混ぜるよ」
「はーい！」
粉を振って混ぜる。
いっぱいこぼしたけど！(笑)
めん棒で伸ばして型抜きで
たくさんのクッキーを天板に乗せる。
ぐにゃっと曲がったやつもできたけど！(笑)
ささっとユミさんが直してくれた。
上手くできるといいな。
お姉ちゃんがいたらこんな感じだったのかなぁ？
。
クッキーが焼けるまでの間
さっき買った御座候をこたつで食べる。
山「コーヒーと紅茶どっちがいい？」
「コーヒー下さい」
ネルドリップで淹れるコーヒー。
キリマンジャロにしたよって言われて
お店のような深い黒色。
クッキーが焼けている甘い匂いと
コーヒーの苦い香りが混じる。
「頂きます」
山「結婚式さ、来てくれる？」
「えっ、いいんですか？」
山「うん。来て来て♪名古屋でやるから」
「やった！楽しみ！！」
山「さてと、焼けたかな？」
ユミさんに貰った手書きのレシピ。
大事にカバンにしまった。
。
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sangozygo(プロフ) - Minaさん» Mina様、初めまして。コメントありがとうございます。未だに明日の事は何も考えられない状態が続いてます。またお会いできたらその時は宜しくお願いします。 (2018年4月18日 8時) (
レス) id: 2d16d0288e (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - 702806さん» 702806さーん！いつ？というお約束は出来ないけどおはなしやアカウントを削除出来なかったチキン野郎です。また書ける日が来たらその時はまた読んでやってくださいませ(●´ω`●) (2018年4月18日 8時) (レス) id: 2d16d0288e (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - 蒼乃碧さん» 長かったよね(笑)今回もっと引っ張るか悩んで私が耐えられなくなりましたw (2018年4月18日 8時) (レス) id: 2d16d0288e (このIDを非表示/違反報告)
Mina(プロフ) - sangozygoさん» はじめまして。楽しく読ませていただいています。さんご様の復帰をお待ちしています。私は今は違う地域に住んでいますが、名古屋出身なんです。お話に出てくる場所や建物は私にはまさに“青春のすべて”。ぜひさんご様のお力で暖かい気持ちにさせて下さい。 (2018年4月16日 22時) (レス) id: 7d6ab51adf (このIDを非表示/違反報告)
702806(プロフ) - さんごさん、帰ってきてくださる日を待ってます。 (2018年4月16日 12時) (レス) id: 5249469ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sangozygo
| 作成日時：2018年4月5日 11時
