Good Time 2 (黄)

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Aside





ホシミツに着いた。

地下鉄の改札を出て
歩いて通用口まで。
これは亮ちゃんに近道
聞いておいたから大丈夫。



たぶん

すごい心配しとるよね。


でも大丈夫だよ。

もう信五さんとは何も無い。



何も…。






村「…町田さん」



「村上さん。お久しぶりです。お世話になります」



半年ぶりの信五さん。

少し痩せた？
何だか頬がこけたような…。




村「えっと、栄に比べたら少ない売上やけど…」



「たしかにでも、売り場面積に対してならまだ」



村「そうやな」




今日はストックの場所や
書類のある場所
テナントの化粧品ブランドの店員さんに挨拶回りして無難に１日が終わった。




亮ちゃんにLINE。

A仕事終わったよ






それ以上でも

それ以下でもない。




次の日。


大倉さんが化粧品売り場来てくれて
声を掛けてくれた。




大「分からへん事あったら聞いてな」



「ありがとうございます」




大「あと、屋上…」



「亮ちゃんに聞きました。今日1番の時に行ってみますね」




大「分かった。あっ村上さん」



村「大倉元気か？」



大「はい。お陰様で」


村「結婚したらしいやんか」


「知り合いなんですか？」


大「俺の最初の配属店で一緒やってん」



村「そうやな。ホシミツ来たんも一緒ぐらいの時期やもんな？」




大「そうですね」



「…へぇ」




大「ま、Aちゃん、村上さん居ったら安心やな」


村「大倉の嫁さん…町田さんの同期やったよな？」



「えっ。はい。そうです」




大「じゃそろそろ仕事戻ります」




村「おつかれさん」



「おつかれさまです」







。

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