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橙side
ラテのショート、サイズを2つ頼んで
2階のソファ席に座った。
丸「はい。ラテ」
あやか「ありがとうございます…」
丸「…」
あやか「…」
店内に流れる優しい音楽。
君の目は赤く腫れていて
泣いてたんやねって。
俺やったら泣かせないのに。
俺やったらいつもそばに居てあげられるのに。
好きなんやって。
その一言がどうしても言えなくて。
拒絶されるのが怖くて
ずっと言えなかった。
…。
…。
…。
でも。
覚悟を決めた。
あやか「頂きます」
丸「…」
あやか「…」
丸「…」
あやか「…」
丸「…泣かんといて」
丸「…俺なら泣かせへん」
あやか「…」
丸「俺なら、泣かせない。そばにいる」
あやか「…丸山さん」
丸「ごめん。ずっと…あやかちゃんが好きやった」
あやか「…」
丸「俺じゃあかんかな？」
あやか「…あの、丸山さん」
丸「…なに？」
あやか「別れたばっかで気持ちに整理がつかなくて。何も考えられないです」
丸「ごめん、そこにつけ込んどる」
あやか「え？」
丸「弱っとるあやかちゃんにつけ込んで、奪っていきたいって思っとる。悪い男やろ？」
あやか「…」
丸「悪いのは俺やから。あやかちゃんは何も悩まんでええんやで」
丸「俺の事見て」
丸「なぁ、見てよ」
あやか「…丸山さん」
丸「…」
あやかちゃんの手を掴んで
店の外へ出た。
ヘルメット被せて
着てたダウンジャケット羽織らせて
強引にバイクの後ろに乗せた。
あやかちゃんの両腕を
腰に巻き付けて
緩めのスピードで
バイクを走らせた。
あやかちゃんちが近いのは分かっとるけど
自分の家に着いて
あやかちゃんを引っ張って
家の中に入れた。
丸「…ごめん。強引に連れてきてまった」
あやか「…」
立ち尽くすあやかちゃんを抱き締めた。
丸「ごめん。好き」
丸「泣かんといて」
あやか「丸山さん…」
。
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sangozygo(プロフ) - ひみささん» さぁどうなりますかねーー。パート3でスッキリするといいなぁ… (2017年11月6日 17時) (
レス) id: 2d16d0288e (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - ∞やすばのなな∞さん» 優しい丸ちゃんもいいんだけど、どちらかというと男！な丸ちゃんが書きたかったんですw (2017年11月6日 15時) (レス) id: 2d16d0288e (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - とうとう斗真くん…(ToT) そして丸山さん…(〃∇〃) ここか、更に複雑になるのかな… (2017年11月6日 15時) (レス) id: 2e580a9b8d (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - ゆんゆさん» ゆんゆさーん、辛いっすねぇ。片思いって辛いっすねぇ…(´；ω；｀) (2017年11月6日 12時) (レス) id: 2d16d0288e (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆ(プロフ) - あーー、丸ちゃんさ…自分の気持ちに正直になっちゃった。いい事なんだけど、主人公ちゃんにめっちゃ肩入れしてる私は、すごく辛くて。うぉぉぉぉぉ！ってなってます。 (2017年11月6日 11時) (レス) id: e91edee03b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sangozygo
| 作成日時：2017年10月25日 20時
