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コンビニでアイス物色中。
ここは迷わずハーゲンダッツの
クリスピーサンド、キャラメルクラシック。
運転しながら食べれるし。
章大くんは期間限定の
バニラクッキーラズベリー。
車の中でアイス食べながら
家に向かって走り出す。
「そういや、アイスクリームって曲あったなぁ」
「そうなんだ」
「ためらわないでいい僕のところに〜
迷わずに飛び込んでおいで〜♪」
「ねぇ、章大くんって歌も歌うの？」
「歌うで。踊りもあるし、ギターも弾くで」
「へぇ。色々やるんだね」
「興味あるならDVDあげるで」
「なんかね、幼稚園の先生がいっぱい貸してくれた」
「そうなん？」
「なんか、ファンみたいだよ」
「そうなんや。それは見たん？」
「まだ。今日借りたばっかだし。後ろの紙袋」
「見たら感想聞かせて」
「はーい」
家について鍵を開ける。
玄関入るなり
後ろからぎゅうってされて
会いたかったって章大くんが囁く。
胸がきゅんきゅんして痛い。
心臓破裂するんじゃないかって。
「あたしも会いたかったよ
来てくれてありがとう」
「Aちゃん…ぎゅーってしたかった」
「うん」
「きてよかった」
「うん。でもとりあえずここ玄関だから中入ろ」
「そやな(笑)」
ワンルームのマンション。
リビングには横長のこたつと
座椅子が１つ。
長年のお1人様スタイルがバレるな…。
ソファとか無いんだよね(笑)
その後ろにベッド。
「狭いでしょー」
とりあえず座椅子の横に座布団を出す。
リュック降ろしてちょこんと章大くんが座る。
座椅子にあたしも座る。
「一人暮らしだからこんなもんやない？」
「章大くんちが広すぎなんだが」
「あれは事務所が借りとるだけやから」
「ほぉ…芸能人って感じ」
「…今はただの俺やで。
Aちゃんの前だと、なんもない俺になれるんよ」
「…章大くんは章大くんだよ」
「Aちゃん…」
「…なに？」
「もう我慢できんわ」
章大くんの手が伸びてきて
あたしのほっぺたにふれる。
目を閉じた。
チュって唇が重なったあとすぐに
「眼鏡邪魔や」って言って
こたつの上に投げ捨てた。
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sangozygo(プロフ) - よんさん» よん様、コメントありがとうございます。まさかの徳重ピンポイントですか(笑)名古屋の街ブラでクスッと思い出していただけるなら幸いです。 (2017年6月26日 7時) (
レス) id: e74e44746d (このIDを非表示/違反報告)
よん(プロフ) - 春日井出身で関西に嫁いでます。私も大塚屋がツボでした。短大の最寄り駅は徳重やったし(笑)夏にまた名古屋ドーム参戦するのでこのお話思い出してぶらぶらしてみます。 (2017年6月25日 23時) (レス) id: 3127f2c686 (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - 黒川夢路さん» 夢路さま。まさかの緑区ですかー！笑って頂けて何よりですwもうあんまり名古屋感出てこないかもしれませんが、よかったら引き続きお楽しみくださいませ。 (2017年6月24日 21時) (レス) id: e74e44746d (このIDを非表示/違反報告)
黒川夢路(プロフ) - 笑うところじゃないけど笑いっぱなしでヤバイです。笑。大塚屋懐かしいw緑区住んでたしw斬新すぎます、この話。 (2017年6月24日 19時) (レス) id: 1b9774e836 (このIDを非表示/違反報告)
sangozygo(プロフ) - 黒川夢路さん» まさか名古屋に…！しかも西館と東館の間という。そんな妄想詰め込んでみました。あとどこが出てきますかねー。お楽しみに♪ (2017年6月23日 7時) (レス) id: e74e44746d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sangozygo
| 作成日時：2017年6月21日 7時
