46 今更なんだけどね。 ページ46
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GWもあっという間に終わって今日から普通に学校がまた始まる。
昨日、樹くんの水掛け論騒動があったせいで私の自宅で男４人と二次会的なノリが始まった、
両親は私が風磨以外の男子を連れてきたことに戸惑ってるように見えたけど、決して私は尻軽女じゃないよ？
長い時間居られても困るからジェシーくんは�眞呂�んに任せて、樹くんは暗くなる前に帰っていった。
風磨だけは両親も知っているのでまた夕飯を食べてお父さんが送っていってくれた。
私の両親は何故か風磨には甘いのだ。
朝はいつも通りジェシーくんからのメッセージ
校門前で待ち合わせしよう、とか言われたけど目立つと恥ずかしいから先に教室入っててと返信した。
目立つなんて今更なんだけどね。
�眞呂�んもきっと先に学校に行って朝練頑張ってるんだろうな
私は多めに作っておいたおにぎりを確かめる。
うん、これは�眞呂�んにあげよ
ジェシーくんに見つからないようにね。
なんかこの１ヶ月という短い期間で多くの友達が出来たな
風磨以外の男子ともそれなりに仲良くなって
現実世界にはなかった経験が今出来ている気がする
でも、思えばこの人たちって現実世界ではアイドルなんだよね
どうして私とこの世界で交わるようになったんだろう…
学校に着いて上履きに履き替えると後ろから大きい声で話しかけられた
「おはようございます！野坂Aちゃんっ！」
振り返るとそこに居たのはクラスメイトの森本くん
だいぶ前に話したっきり関わりなかったけど…
「お、おはよう…？」
「Aちゃん！君は俺の運命のヒトだっ！俺とお付き合いして下さいっ！」
はいっ！？
いきなりなんなの！？
急展開すぎるって！
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作者名：珊瑚礁 | 作成日時：2024年1月8日 14時
