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17 特別って感じ。 ページ17
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月曜日の朝になり、目を覚ますとまだ高校生のままだった。
ずいぶん長い夢だ。
私は時間を確認する為スマホに手を伸ばすとメッセージが入っていた
「おはよう！今日からまた１週間会えるの嬉しいよ」と、ジェシーくんからの挨拶。
告白を受けて以来、こういたストレートな表現をくれる。
私は少しだけジェシーくんのメッセージが来るのを楽しみにするようになっていた。
以前はこんな経験あまりなかったし…
…まさか、私ジェシーくんに？
いや、まだ早いって！
彼に返信をし、学校に向かう。
周りの学生はだるそうに歩いてる人たちで溢れていた。
「Aちゃん！おはよっ！」
「わっ！びっくりしたぁ…って、森本くん！？」
校門手前で声をかけられたのは森本慎太郎くんだった
金曜日の夜に会って話したのが初めてだったから学校で声を掛けられるのに慣れていなくてカラダが硬直してしまう。
「金曜日はちゃんと帰れた？」
「あ、うん…なんとか」
「それなら良かったよ〜。でも風磨がいたしそこまで心配してなかったけどね」
私はこの後森本くんから言われるであろう言葉にすぐ返す準備をしていた。
「Aちゃんと風磨って付き合ってるの？」
「ただの幼なじみです！！」
「あ〜、やっぱり？でも、風磨はAちゃんのこと特別って感じするけどね〜」
何となくめんどくさい予感がしてきた
この話、もしかして長くなりそう…？
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作者名：珊瑚礁 | 作成日時：2024年1月8日 14時
