【キミガシネ】いや、この際色々やろうと思います

11話 ページ23

『どうしたんですか？』


レコ｢あぁ、実は荒れた廊下の方でソウの帽子が見つかったんだ｣


『あ、そういえばソウさんを見ませんでしたね』


レコ｢それで、アイツもしかしたら1人でアトラクションに入ったんじゃないかって……サラが行くって言い出したんだ｣


『……とりあえず私もそっちに行きましょうか』


私たちはサラ達のいる荒れた廊下へ向かった。

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No side


一方、荒れた廊下の方ではAを呼びに行ったレコを待っていた。


ケイジ｢……ねぇ、サラちゃん｣


サラ｢なんですか？ケイジさん｣

レコの帰りを待ってる時、
篠木 ケイジが千堂院 サラに話しかけていた。
それも、周りに聞こえないような大きさで


ケイジ｢Aちゃんの事、どう思う？｣


サラ｢A、、ですか、、｣


千堂院サラは考えていた。乙原 Aの事を、
不思議だった。……あんな、あんな事があったのに、
いたって平然としているあの姿が……あの全てを見透かしたような眼が、そしてなにより、
……メインゲームでのAが気がかりだった。
あれは、あの態度はまさに``狂気``そのものだった。
あの血走ったような目、今にも喉元に噛みつかれそうで恐ろしかったの今でも覚えている。
正直、怖い……だが、


サラ｢……よく、分かりません。でも、悪い奴ではないと思います。数時間だけでしたが、とても優しかったので……｣


不可解な点は数あった。だが、それだけでAという1人の人間を悪く思うのはどうかと思ったからサラはそう答えた。


ケイジ｢……そうだね、おまわりさんもそう思うよ｣


ケイジはそれっきり話さなくなってしまった。
曖昧な答えを残して……



────────────
ケイジside


……サラちゃんは``悪い奴ではない``そう言っていたが、オレは素直に頷けなかった。サラちゃんの眼にはまだ迷いがあったから、というのもあるが、俺自身もAちゃんをどこかで警戒している所があるんだろう。…それにサラちゃんは優しい、それ故に誰かを疑えない…誰が良いか悪いか……善か悪かを……


……善と悪、そんなの俺が1番よく知ってるか、



(『恵叔母さんは…────』)



恵叔母さん……か、、まさか、ね？



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囧rz←(土下座)(訳:更新遅れてごめんなさい！！
アイツ(課題)があまりにも多くて死にかけです、、
でも、頑張って更新しますんで、これからも楽しんでいってください！！

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