60話 ページ24
『｢ﾁｯ……てめぇじゃねぇんだよ……ケイジ｣』
サラ｢っ……！！……ケイジさんっ！！｣
Aの振り下ろしたナイフは、サラではなく、サラを庇ったケイジの腕に刺さっていた。
ケイジ｢っ、大丈夫かい……？サラちゃん｣
サラ｢私は大丈夫ですが…ケイジさんが！！｣
『｢ごちゃごちゃうっせぇなぁ！！｣』
Aは刺したナイフをもう一度刺そうと大きく振りかぶる。だが、
Qタロウ｢お゛らぁぁぁぁああ！！｣
『｢な゛！？｣』
横から突進してきたQタロウによって、それは防がれた。
『｢クソがっ！！邪魔なんだよこの脳筋ッ！！｣』
Qタロウ｢おいA！！お前自分が何してるか分かって！！｣
ハンナキー｢Qタロウさん、離れて下さい！！｣
突如、現れたハンナキーは｢ニョロニョロ！｣と言いながらAを指さした。
するとニョロニョロはAの体を締め上げ、拘束する。
『｢何すんだよッ！！話せ！！クソ女！！！｣』
と、拘束をとこうと足掻くが緩む気配はない。
ハンナキー｢ふぅ……何とか捕まえる事が出来ました……｣
ケイジ｢ハンナキー、説明してくれ｣
ハンナキーがAを拘束するとケイジがみんなを代表するようにハンナキーに尋ねた。
ケイジ｢あれは……本当にAちゃん………なのか？｣
ハンナキーは長い沈黙の後、｢はい｣と答えた。
その答えにみんなは驚愕する。
レコ｢何言ってんだ…あれが、Aだと？……嘘じゃねぇのか！？｣
ハンナキー｢嘘じゃありません！！ですが……｣
ここに来て、初めてハンナキーは声を荒らげた。
突然の事に場は静まり返る。
サラ｢ですが…なんなんだ？｣
ハンナキーは、1度大きなため息をついて、私たちを見た。
ハンナキー｢……あのAさんは、Aさんであって、Aさんではありません｣
そう言ってハンナキーはAへ目を向ける。
ソウ｢どういう……ことだ？Aさんであって、Aさんじゃないって……｣
ハンナキー｢……もう、言うしかありせんね。……私が今から言う言葉は、全て事実です。それだけは、分かって下さい｣
｢彼女は……確かにAさんです。ですが、今は違います｣
サラ｢今は……違う？｣
ハンナキー｢彼女は、あなた達が探していたもう1人の名簿の人物……｣
ケイジ｢まさか……！｣
他の人も気づいたように、ケイジと同じ顔をする。
ハンナキー｢今の彼女の名前は……｣
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オトネです
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Rukia (ゆっくりゆる) - な、なんで……ソウさん×すんっ?! いくら面白くても許せんわ(誰目線) (2021年2月27日 18時) (
レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます！課題！！もう頑張りました！！これからも更新頑張りますね！ (2020年9月2日 22時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 桜彩さん» ありがとうございます！！楽しみだなんて言って貰えて作者は禿げることしか出来ません(？？)！！ (2020年9月2日 22時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - トギリさん» お帰りなさい！！(( 課題お疲れ様でした！更新嬉しいです…！ これからも応援してます！ (2020年8月31日 23時) (レス) id: cc998c0500 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年8月31日 22時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トギリ | 作成日時：2020年7月28日 18時
