検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:60,702 hit

37話 ページ1

サラ「それじゃダメです!…ケイジさん!A!時間がある限り…真実を追求するべきです!」

ケイジさんは長い沈黙の後、小さく頷いた。

ケイジ「分かったよ」

『……』

私もそれに頷いた。

Qタロウ「やるぞ!!決選投票に残った5人の役職について話すぜよ」


そうして、私を含めた5人の役職について話し合いが始まった。


ナオ「5回目の交換でサラちゃんの身代を交換させた人がいるんです!」

レコ「ケイジが鍵番なら、ソウ、カンナ、ナオ、Aの4人の中に身代がいるハズだよな!?」

ギン「本当に陰キャは平民ニャン?信じていいのかワン?」

Qタロウ「大丈夫だ。ソウはサラが身代を交換したとずっと思い込んでたはぜよ」

ケイジ「つまり…カンナちゃんかナオちゃん、そしてAちゃん…この3人のうち誰かが身代を持ってるんだね」

話し合いが始まり数分後……

Qタロウ「オレは電子パッドを肌身離さず持ってたんだ!!ソウが悪巧みするスキはねえぜよ!!」

サラ「!」

Qタロウさんが発したその言葉に、サラちゃんは動揺を見せた。そして、

サラ「待って下さい!Qタロウさん!!自分のパッドは肌身離さず持っていたと言いましたね…!?」

Qタロウ「おう!ほれ、ここに」

サラ「目が覚めた時は……どこに……?」

Qタロウ「ん…?最後の晩餐ルームで机の上に…………机の…上…!?」

ギン「肌身離れてるニャン!!」

サラちゃんは、やはりか…と言った顔で言葉をつむぎ始めた。


サラ「私が手に入れたこのパッドは…気絶しているQタロウさんの近くに落ちていました」

Qタロウ「な、なんだとぉ!?」

サラ「問題なのは…なぜ床に落ちていたのか…」

『…ソウさんが、Qタロウさんからパッドを取ったから……じゃないですか?』

Qタロウ「な!?」

ギン「でも中を見るには指紋認証が必要ワン!」

ケイジ「いや、その場限りだが、気絶したQタロウの指を当てればクリアできる」


そういう手口ってよくあるよね……浮気調査とか

ケイジ「ここへ来てとんでもない事実だよ…これは」

Qタロウ「ど、どういう事ぜよ…」

『ソウさんがパッドを見るタイミングによっては……ケイジさんとQタロウさんの計画は…全て筒抜けだった…という事になります』

Qタロウ「なにぃぃ!?」

ケイジ「最悪のタイミングは…4回目の交換の後……Qタロウに賢者、オレに鍵番が渡った時だ。」



ケイジさんが自分の事をオレって……カッコi((

38話→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
83人がお気に入り
設定タグ:キミガシネ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Rukia (ゆっくりゆる) - な、なんで……ソウさん×すんっ?! いくら面白くても許せんわ(誰目線) (2021年2月27日 18時) (レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます!課題!!もう頑張りました!!これからも更新頑張りますね! (2020年9月2日 22時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 桜彩さん» ありがとうございます!!楽しみだなんて言って貰えて作者は禿げることしか出来ません(??)!! (2020年9月2日 22時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - トギリさん» お帰りなさい!!(( 課題お疲れ様でした!更新嬉しいです…! これからも応援してます! (2020年8月31日 23時) (レス) id: cc998c0500 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2020年8月31日 22時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:トギリ | 作成日時:2020年7月28日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。