My TRIBE STORY

GENE girl3 ページ15

半年前……レッスンスタジオにて………





(人１)「っはぁ…はぁ……」







ｶﾞﾁｬ…


そう、この時私は恋をしたんだと思う。







玲於『あ……(人１)、頑張ってんじゃん。(笑)』






(人１)「うん。(笑)だってさ、私のダンスのせいで"GENERATIONSってこんなもんだったんだ"って思われたくないんだもん。」









玲於『…………………』







(人１)「GENEのメンバーを抜かせるようになりたいし。」









玲於『･･････(人１)なんか勘違いしてる。そりゃ、俺たちは夢者修行とかやって来てやっと夢が叶った。でも、(人１)は俺たちを抜かしたって何も得ない。しかも、(人１)無理してレッスンしてるんじゃない？』








(人１)「だって、"GENERATIONS"になれて本当に嬉しかった。だから、いっばいいっぱい練習してGENEのメンバーに認めてもらえるように頑張ったのにっ………」








玲於『………知ってる？(人１)がGENEに入った瞬間に俺たちは(人１)のこととっくに認めてたよ。だから、無理して一人でやるよりメンバーで一緒に頑張ろ。』









(人１)「玲於ｸﾝ、ありがとっ。私、もっともっと頑張る♪」






玲於『おう。レッスンもこれからはみんなでやるぞ！』









こんなことがあってから、私は玲於ｸﾝを好きになった。

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