ゲダツ ページ2
私はうっかり湯で掃除係として雇われています。
そして番頭であるゲダツさんに恋をしています。
A『ゲダツさん！女湯掃除終わりました！』
ゲダツ「ンンン…ンーンン！！」
A『フフッ口開けて喋って下さいっ』
ゲダツ「うっかり！！今日は男湯を解放しているから入って帰ると良い」
やった！こうしてたまに従業員である私も温泉に入る事が出来る日があるのが嬉しい。
私以外の従業員は皆んなマンドリルさんだしね。
A『マンドリルさん達も壊れた場所の修理お疲れ様ですねぇ』
うっかり湯従業員の皆さん(マンドリル)と温泉に浸かりながらまったりする。
ガラッ。
ん？またマンドリルさんが1匹入りに来たのかな？
ちゃぷんと温泉に浸かる音。
湯煙で良く見えない…が、そのシルエットはマンドリルさんではない。このシルエットは…
A『ゲ、ゲダツさん！？』
ゲダツ「何故、Aが男湯にいる！？」
A『ゲダツさんが入って帰れって言ったんじゃないですか！！』
ゲダツ「…うっかり！！」
A『っていうか勢い良く立ち上がらないで下さい！うっかり大事な所が見えますから！！』
ゲダツさんのうっかりには毎度毎度驚かされるよ…全く。
ゲダツ「後ろを向いていてくれれば出て行く」
A『せっかく入ったのにすぐに出るの勿体無いですから、別に良いんじゃないですか？』
ゲダツさん…顔！顔！そんなに驚かなくても！！
ゲダツ「Aが嫌じゃないなら構わん」
これってチャンスかも？ゲダツさんはいつもうっかりで私の告白を聞き流すから…今ならしっかり伝えられるかも？
A『私は嫌じゃないです。むしろ嬉しい…かな』
ゲダツさんは首を傾げている。
ダメだ！遠回しじゃこの人に伝わらない！！
A『ゲダツさんの事！好きなので！一緒にお風呂入れるのは！嬉しいです！』
思いっきり叫んでやった。
どうだ！これなら流石のゲダツさんにも伝わるだろう。
ゲダツ「今までうっかりで流してきたというのに…この状況でそれを言われてしまうと…流石に…耐えられん」
ゲダツさんに腕をとられ引き寄せられ、そして抱き締められる。
は、裸…！裸！！！
A『う、うっかりですか？』
ゲダツ「うっかりではない、本気でAを好きになった」
私達を見ていたマンドリルさん達が一斉に拍手をした。
長湯とゲダツさんからの告白でのぼせてしまいそう…頭クラクラするぅ。
夫婦番頭がうっかり湯名物になる日はもう少し先の事。
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三月兎(プロフ) - アスカさん» 嬉しいコメント有難うございます(*´ω`*)！リクエスト頂けるだけで嬉しい限りですので、楽しんで読んで頂ければ幸いですっ♪ (2021年1月15日 19時) (
レス) id: ccf41c5869 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - いえいえ！とても楽しみにしてました！リクエストに答えて書いていただき、ありがとうございます！ (2021年1月14日 23時) (レス) id: cd30bf2e89 (このIDを非表示/違反報告)
三月兎(プロフ) - アスカさん» 大変お待たせ致しました(´；ω；｀)！こちらの短編がもういっぱいになってしまったので新しくPart3にてUPさせて頂きました！！長らくお待たせして申し訳ございませんm(_ _)m (2021年1月14日 18時) (レス) id: ccf41c5869 (このIDを非表示/違反報告)
三月兎(プロフ) - アスカさん» こちらこそ嬉しいコメント有難うございますっ(*´ω`*)！！ペドロですね、かしこまりました！出来る限り早くアップしたいと思いますのでもう暫くお待ち下さいませ！！ (2020年12月29日 14時) (レス) id: 44b29c4604 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - 好きなキャラに限ってこういった作品が少ないので、今回読めてとても嬉しく思っています！これからも頑張ってください！それから、リクエストで、ペドロをお願いしてもよろしいでしょうか？ (2020年12月29日 0時) (レス) id: cd30bf2e89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三月兎 | 作成日時：2020年8月21日 15時
