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電話相手は根津校長だった。TVの騒ぎを見たようで1度活動再開を会見で伝えてはどうか?と提案された。
式場抑えるの面倒だななんて思った矢先、｢明日式場を抑えてあげようか。合理的な君のことだ、ヒーロー活動中に邪魔が入るのは嫌だろう？｣
とやけに親切に言ってくれた。
でも、
｢……代償は？｣
｢雄英高校で一日講師として……｣
｢断る！！｣
ダーンっと勢いよく受話器を置いた。
やはりとんでもない事を言われそうになった。最高峰の高校に平和の象徴と言われる1番のヒーローが務めている。さらに俺なんかが加わったらどれだけヘイトを貯めることになるやら分かったものでは無い！
第一、オールマイトが居るんだからいいじゃないか。欲張りか？欲張りなのか!?
脳内でのモヤモヤを隅に追いやって待っていてくれたベストジーニストに向き直る。
｢悪い。なんでもなかった｣
｢どう見ても何かあるだろう。会見か？｣
どうしてこうも鋭いんだ！会見まで当てられるとは思っていなかったよ！まったく！
言い淀む俺にベストジーニストは溜息を吐き出しつつも｢会見場所は抑えておいてやる｣と暖かく言ってくれた。
｢友よ！｣思わずそう口走って抱きついてしまったのは不可抗力だ。
呆れつつも｢ハイハイ｣と背中に手を回してくれるベストジーニスト。
なんだかんだ意気投合するのは昔から変わらない。
ベストジーニストのサイドキック達にキラキラとした眼差しを向けられたのはむず痒かった。
｢さて、神風は空から。我々はいつも通りパトロールに出よう。ヒーローとして恥じない行動をとるように｣
｢｢Yes‼︎ベストジーニスト！｣｣
掛け声とともに迅速に動き出すサイドキック達。
｢良いヒーロー達じゃないか｣
｢…当たり前だ｣
肩に手を置いて思ったことを伝えれば、軽くそっぽを向かれた。
おや、照れてる珍しい。
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｢良いヒーロー達じゃないか｣
そう数年前と変わらない笑みで言われた。
自然と頬が緩むのを感じる。思わずそっぽを向いてしまった。
オールマイトに並ぶ憧れの貴方に、
1ヒーローでしかなかった俺を鍛えあい個性を極め、そしてナンバー4まで上ってきた
友として帰国後直ぐに会いに来てくれたのはとても嬉しく思った。
向こうで同じ導く側として居た
憧れのあなたに褒めてもらえて嬉しくないわけがない。
｢……当たり前だ｣
素っ気なくなってしまったけど、きっと見抜かれているんだと思う。
でも追求してこないあたり変わらず優しい人だ
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ユナ - 7話の根津校長が根津好調になってますよ (2018年5月19日 14時) (
レス) id: ca10f7ba52 (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ - 7話の根津校長が好調になってますよ (2018年5月19日 10時) (レス) id: ca10f7ba52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鮫尾 | 作成日時：2018年5月10日 17時
