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ベストジーニストと店まで行く。
予定だったんだが、事務所を出た途端TV局やファンらが待ち受けており、とてもじゃないがこのまま飲みには行けない。
行った先のお店が酷いことになりそうだ。
｢ヒーロー神風！今までどこにいらしたんですか!?｣
｢ベストジーニスト事務所に所属するのですか!?｣
｢ヒーロー活動復活ですか!?｣
フラッシュにマイク、色々な質問を向けられる。
ここは、会見をする事を言った方が良いな。
ベストジーニストに目配せをすると頷かれた。
｢皆さん。お久しぶりです。私、神風の今後については後日会見でお話し致します。｣
｢日程はベストジーニストの事務所ホームページにて提示させていただきます。｣
｢それはヒーロー活動復帰ということですか?!｣
｢今までは何を!?｣
やまない質問。会見で全て話すと言ったのに……これ以上近所迷惑になったら元も子もない。
｢全ては会見で。皆さんおやすみなさい｣
そう言いきり俺はベストジーニストの腕を掴み風を纏い空へ飛んだ。
｢!?｣
騒然とするファンと記者。
このまま飛行を続けても追いかけられると思い、速攻個性で背景へ溶け込む。
蜃気楼だ。
｢消えたぞ!?｣
｢ヒーロー神風の個性か!?｣
慌てる人達をそのまま空を飛びながら、無言のベストジーニストに話しかける。
｢いきなり悪かったな。ジーニスト｣
｢……いや、大丈夫だ。｣
空を飛ぶ新感覚になぬやら夢中になっている様子のベストジーニスト。怒っているわけではなさそうでほっとした。
空中で一時停止して予定を立てる。
｢一旦変装しないとまずいよな。｣
｢そうだな。降りた途端囲まれそうだ。｣
変装するにも服を買わなければならないが、それでは本末転倒だ。
どうしたものか。
2人して打開策を練る。
あ、とベストジーニストが何かを思いついたようだ。
｢彼らがこちらを認識できなかったのはAの個性か？｣
｢ん、そう、俺の個性の応用。蜃気楼に似たものだ。認識できなくなる。｣
｢なるほど、それは別の人の姿として見せることも？｣
おお、なるほど、その手があったか。
｢可能だ。それで行こう。｣
｢平気か？｣
ベストジーニストがじっと見てくる。
確かに個性発動というのは傍から見れば大変かもしれない。だが
｢伊達に向こうで死線をくぐって来てない。朝飯前だ｣
店は完全個室で入ってしまえば店員しか顔を合わせない。店内は照明も薄暗く、まさに人気ヒーローにはもってこいの食事処だ。
続く (更新停止中)
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ユナ - 7話の根津校長が根津好調になってますよ (2018年5月19日 14時) (
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ハルヒ - 7話の根津校長が好調になってますよ (2018年5月19日 10時) (レス) id: ca10f7ba52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鮫尾 | 作成日時：2018年5月10日 17時
