幸せオーラ ページ13
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『河村さん！！』
”河村さん”懐かしいその呼びかけに一気に時間が戻ったような、そんな気持ちがこみ上げてくる。
「・・・高木君！！もーーーーう、久しぶりーーーーー！！！」
高木「河村さん・・・！おひさしぶりです！つか、めっちゃ可愛い！！」
「・・・高木君も超ーーーかっこいいよ！！」
高木「マジっすか？やったー！！」
「後で、リカにも写真送ってあげようっと！！絶対惚れ直すよー」
高木「あ、やっぱり？そう思います？俺もそう思ってたんだすよ！！」
「変わってないなーそういうとこ。」
高木「・・・河村さんは、綺麗になりましたね？」
「え・・・やだ、なにそれ？やめてよ、高木君からそんな風に言われるの恥ずかしいよ」
高木「いや、マジで。 幸せが滲み出てる」
「うん・・・うふふ、わかる？」
高木「うわっ！！そのにやけた顔、うわーーーー！！」
ああ、この空気感やっぱりいいな。
横浜での時間が懐かしい・・・！！
やっぱり、あの店での1年間は私の仕事してきた中で、格別だったんだって、実感する。
高木「あれ、あそこにいるの・・・」
「ああ、雅紀くん！！こっち！！」
雅紀「A！ ・・・高木！！！」
高木「よぉー、相葉！！ なんだよ、お前。」
雅紀「なに？なんか、変だった？」
高木「・・・お前まで幸せオーラ発してんじゃねーよ！！」
そう言うと、高木君は雅紀くんの頭をぺしってはたくから、2人のじゃれ合いが始まって。
その光景は、横浜にいく前の時間にまで遡るようで。
高木君の売り場に手伝いに行った時間や、社食で一緒にご飯を食べた時間。
全部、全部・・・大切で懐かしい思い出。
あの時間があったから、現在があるんだもんね？
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作者名：さな | 作成日時：2014年7月28日 17時
