守りたい、守られたい (ページ8)

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それ以降は特にきついことも言われず淡々とダンスの振り付けやフォーメーションを教わっていた

でもたまに振り付けを間違えると渡辺さんの舌打ちや他のメンバーのなんとも言えない重たい空気感は相変わらず変わらないし、
6人とは特にこれと言った会話もない

楽屋でも私には話しかけてこないし空気のような存在なっていたけれど、
人間慣れるものでもう何も感じなくなってしまった

ダンスに関しては岩本さんを筆頭に教えてくれるけれど、アクロバットはなかなか教えてもらない

そもそも今更SnowManがアクロバットの練習をするはずもないので個人で練習をするしかない

岩本さんからダンスも教えて貰っているから、
そのノリでアクロバットも教えてくださいと頼めば良いだけだが中々頼めずにいた

気づけば本番1ヶ月前で、さすがに練習をしないとまずい

今日こそはと練習終わりに岩本さんに声をかける

『あの、、』

岩本｢なに｣

『アクロバット、、、を、、』

岩本｢え？｣

深澤｢照～帰ろ～｣

『あっ、、』

岩本｢おー

何？なんか用だった？｣

『いやその、、、』

岩本｢用ないなら帰るから

お疲れ｣

『お疲れ様でした....』

結局言えないまま岩本さんは帰ってしまった