夢へのチャンスをつかむために今やるべきことを ページ9
地上の劇場控室では……
高橋「泉、一葉(※後に7.5代目ゆいはんを受け継ぐ子)今日の前座頼んだよ」
一葉「『はい！』」
板野「……泉大丈夫？顔色すごく悪いし…すごい熱！？」
『ら…
柏木「ちょっと熱測りますよ」
非接触型の検温器に表示されたのは38度
麻友「……泉ショート寸前。休息すべし…」
『や…やれます！！前座に出させてください！！』
高橋「ダメ。立ってるのもしんどいんでしょ。今は体調を優先しないと」
『やれます。少しのチャンスも無駄にしたくないんです！！一葉さん私やれます。一緒に前座させてください！！』
高熱のため前座はもう一人に任せるべきと考える周りに対し出演を懇願する泉に今日の前座の相方、一葉は困惑していた
一葉「わ、私は……」
口ごもっていると控室の扉を叩く音がした
トミ「入ってもいいですか？」
高橋「トミサキ支配人からも止めてください。体調を優先すべきだと」
トミ「前田くん…キミはどう思いますか？」
前田「………私は本人の意思を尊重するべきだと思います。ねぇ泉は出たいんだよね」
『は、はい…』
客観的に見て休息を優先するべきなのは誰が見ても一目瞭然だった
前田「じゃあ、約束してくれる？来てくれたファンの人達をガッカリさせないって。私たちのステージだけじゃなく前座から楽しみにして来てくれる人達もいる。特に今日の前座は研究生の中でも今最も力がある一葉と泉だから期待度も高まってる」
『…………』
前田「立ってるのもやっとなのに全力のパフォーマンス出来る？」
篠田「あっちゃん……」
『はぁ…はぁ…やります！！来てくれたファンの人達をガッカリなんてさせません。前座でもステージに立ってる間は絶対に倒れません。お願いします』
トミ「………皆サン、ステージ袖まで移動しますよ」
襲名「「！トミサキさん！！」」
トミ「僕は賭けてみようと思います。ギリギリまで様子を見てダメだと判断したら一葉くん一人でやってもらいます」
トミサキに支えられながら泉と出演者はスタンバイに向かう。
『はぁ…はぁ…』
牛山「ちょっとトミサキ、アンタこれでいいの？(小声」
トミ「襲名きららに泉くんが映りました(小声」
牛山「！じゃあこの熱は…(小声」
トミ「えぇ。恐らく襲名熱に違いありません(小声」
(…支配人と牛山先生が何か言ってる。今は前座に集中しよう…)
高まる体温と高揚感 夢の階段ラストスパート駆け上がれ→←小悪魔子猫が運んできた噂話
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さなちか(プロフ) - 人形師さん» コメントありがとうございます。上手く混合出来るよう頑張ります (2020年3月14日 8時) (
レス) id: 16e5df64cf (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！00もヒロアカ大好きな作品なのでコラボがあってとてもうれしいです！更新待ってます頑張ってください！ (2020年3月14日 0時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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