【募集企画】東方幻想記録物語6巻 (ページ16)

今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:4,161 hit

暫しの驚きと合流　ミリアページ16

「ビックリした……」

俺は門番らしき人のスペルカードによって一時的に目眩ましにあった
傷がないところ見てただの目眩まし目的でやったと思う

「にしても最後の言葉……何だったんだろう？」

「ごめんなさい」といってた気がする…本当に誰か知ってたんじゃ……
その場合隠してたと言うことになる
つまり異変の主犯は誰もが知ってる人物でありとても重要なポディションにいることとなる

「うわぁ…完全に紫じゃん」

そんな人物は一人しかいないだろう普通
妖怪の賢者という重要なポディションにいて誰もが多分知っている人物
一致するしか言いようが無い

「つまり」

門番らしき人は紫の共犯か紫が主犯と気づいてわざと…ちゃんというなら
紫の信用のために隠したかその他かになってしまう

「取り敢えず合流するか」

そう思いまた俺は羽を広げひとっとびで元の場所へ戻る
すると夏帆がこちらを見て手を降っていた

「お疲れミリア～大丈夫だった？」

「まあ…そういえば夏さんさっき音のした方へ行ってみたら
門番らしき人に出会ったんですけど心当たりってあります？」

「どんな人ですか？」

「えっと…赤い髪をしていて右の方の髪を三つ編みにしてリボンをつけていて
鮮やかな青い瞳を持っている人…だと思います」

「でしたら私の師匠である紅花鈴さんだと思います」

「そうですか……」

俺はまた少し考えていた
花鈴さんが隠してたと言うことになると夏さんも紫を見ていたと言うことになる
つまり夏さんも紫を主犯と考えている。だけど少し合点しない点がある
それは紫の異変の仕方だ。紫の能力じゃあ妖怪を操れない気がする
つまり考えられるのは……紫は共犯じゃないかと言うことになる

「なあ夏帆……お前の能力って妖怪探知もできるか？」

「一応出来るよ？」

「なら紫を探知してくれないか？」

「どうして紫なんですか？」

「えっと……聞きたいことがあって……」

「お話し中すみません……紫さんって何方ですか？」

「妖怪の賢者って言われてる偉い人だって覚えといて～」

「分かりました！」

「夏帆……」

「了解～スペルカード発動霊符【無知なるものの恐ろしさ】」

夏帆のスペカで探知を開始して二分後
結果が帰ってくる

「南の方向…紫っぽい気配とまた別のものの気配を感じた
二人を連れていきたいから羽を創造させて」

「了解…スペルカード発動創造【青の羽】」

驚きながらも二人は羽を使いこなし俺たちは反応をした方へ行ってみた