どうします? 和華 ページ43
「!!??」
あのあと、眠ってしまった和華は飛び起きた。
「博麗神社の人が増えてる…!?」
人、と言うよりも妖怪達の方が正しいだろうか、和華が眠っている間に随分と賑やかになっていた。
なんか幻想郷の縮図みたいになっている博麗神社の中へ和華が入ると、天狗(?)やら妖精(?)やらが居た。
博麗の巫女はその人々には目もくれず、妹の方へ目をやっていた。なんだか仲よさそうだ、と和華は思った。
そして和華がふと目をやると、木の上で寝ている夏を見つけた。
なぜ木の上で?と和華は思ったが、まあ大方仲良くなった博麗姉妹の間に割って入るような行為はしたくないと言うことだろう。少し頭を回せばわかることだった。
そう考えると、と和華は少し、夏が今後どうするのか気になった。
「夏さーん、夏さーん」
和華がダンダンと木の幹を蹴ると、夏はビクッとして起き上がった。
なんだかちょっと申し訳ない。和華は夏の睡眠を阻害したことを少しだけ後悔した。
「なっなな何!?また異変!?」
「なーつーさん」
夏に向かって声をかける和華。夏は木の上からさっと降りてきた。
「何ですか和華さん。私今寝てたんですけど」
「それはちょっと申し訳ないと思った。
ところで夏さん今後どうするんですか?」
きょとんとする夏。数秒考えたあと、「ああ!」と言いながら手を叩いた。
「それはちょっと考えてたんですよ。霊夢と想夢さんの間に割って入るのは気が引けるんですけど、かといってどこかに行くあても無いんですよね…」
やっぱりそうか。和華は思った。
「私もそうですね。どこかで厄介になれたらいいんだけれど。」
「「うーん」」
面倒くさがり二人は、博麗神社の一角で、頭を必死に働かせた。
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吹雪@リア充撲滅隊(プロフ) - 続編に行かせて頂きます。 (2020年6月13日 19時) (レス) id: 34269c3564 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪@リア充撲滅隊(プロフ) - 更新させて頂きます。 (2020年6月13日 17時) (レス) id: 34269c3564 (このIDを非表示/違反報告)
まいちゃ - 更新しました!(あとお話がいっぱいになりました) (2020年6月13日 9時) (レス) id: 9db8112d86 (このIDを非表示/違反報告)
まいちゃ - 更新します! (2020年6月13日 9時) (レス) id: 9db8112d86 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪@自作小説低更新(プロフ) - 更新しました (2020年6月13日 8時) (レス) id: aafc5aee29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サナティ x他13人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2020年1月13日 14時