【募集企画】東方幻想記録物語 (ページ17)

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どうしてこうなった…　零魔ページ17

「ふぅー、やっと博麗神社に着くぜ！」

あれからしばらく歩いて博麗神社の階段の前まで僕は来ていた。
ん?ちょっと神社が騒がしくね？
とりあえず階段さっさと上がろ。

「おーい、皆何してるんだ～？」

「おっ、零魔じゃないか」

「何でここに姉さんいんの…？」

「そんなことより二人を運ぶの手伝ってくれるかしら？」

「誰か状況説明お願いします…」

博麗神社に来たら女の人が二人ぶっ倒れてた……。
うん、訳がわからない！

「外来人が倒れた」

「うん、分かったけど分かってない」

「良いから二人を運びぼうぜ」

「そーなのだー」

「ルーミアいたのか」

「アタイもいるわ」

「チルノもか…？大妖精はどうしたんだ？」

「今日はようじがあるって言ってた」

「そうか…」

用事が漢字じゃない……
いや、今はとりあえず姉さんとルーミアの言う通り二人を神社に運ばないと。

「二人を神社に運ぼう」

「そうだな、私は夏を運ぶから零魔は…えぇーっと…」

「夜って言ってたのだ～」

「それじゃあ零魔は夜って人を運んで」

あれ？霊夢は何すんだろ……いや、気にしたら僕が起こられるか。

「あぁ、分かったよ」

そして僕と魔理沙で夜って人と夏って人を運んだ。

「でっ、二人は何で倒れたんだ？」

「夏は熱中症と記憶を思い出した反動で倒れたらしいわ。
　夜は予想だけどすたんど？を使った反動で倒れたと思うわ。」

何だろう……二人共理由が壮絶だな……
そしてそのすたんどってのはアリスも理解してないのな。

「と言うか夏にいたっては熱中症もか……せめて氷で冷やしとけ」

「氷ならアタイにまかせな！」

「くれぐれも氷付けにすんなよ？」

「はーい、アタイったらサイキョーね！」

「サイキョーなのかー？」

怪しいいけど何かあったら霊夢と魔理沙が何とかするだろ
うん、夏って人は多分これで良いとして…

「夜はどうすんの？」

「とりあえず布団で寝かして全然起きなかったら永遠亭行きだな」

うん、それは分かったんだけどさ…

「「夏は早く永遠亭行くべきな気がするんだけど？」」

能力を使った反動で倒れたなら多分暫く休めばまた起きるとは思うんだが…
熱中症に関してはまた別の話じゃないか？

「……とりあえずは寝かしとこうぜ？
　夏に関してはチルノの氷で何とかなるだろ…きっと…」

きっとっておい、
はぁ、どうしてこんなことになったんだか……