15..隆二side ページ15
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♪あなたを想う気持ち
熱を出しました…
俺Aちゃんの事ばっか考えてるよ？
出逢ってからまだ3日しか
経ってないのにね…
こうして顔が見れない時間は
ずっと想ってる、
その笑顔が見たくて、
ただひたすら会いたくて。
♪初めて繋いだ手の平に
込み上げた愛しさが
逃げてしまわないように…
手の平をそっと前に出して
息を吸い込む。
それを見つめてはぎゅっと握って…
胸が熱い。苦しい。
昨日は初めて手を繋いで…
握り返してくれて…
すげー嬉しくて…
手の平の熱は俺だけかな…
一瞬でも離せなかった…
♪言葉なんかいらない…
見つめてください……
こんなに溢れてるあなた…好きです…
いつからだろう…
気付いたら俺はもう…
好きで…好きで…
零れそうなほど溢れて…
苦しくて…
俺の気持ちに気付いてもどうか…
俺じゃ…だめかな……
歌い終わっても昂ったままの想い、
高鳴る心臓に、熱が浸透してて、
はけてからも暫く俺は
意識なく立ち尽くしてた。
臣「……大丈夫？ほら」
邪魔になるから早く…と
引っ張られながら楽屋へと戻ってきた。
帰ってからは椅子に深く腰沈め
ひたすらモニターを眺める。
そんな俺の様子に心配になったのか
臣が隣に座って肩に手を回してきた。
臣「…どうしたんだよ？大丈夫？」
隆「ん、うん」
臣「途中でイヤモニ外してたね」
そう。
自分の歌声で、あの歌詞が
ダイレクトに鼓膜に響いて
浅くしか呼吸もできなくなってきて
反響音に潰されないよう
自分の感覚だけをたよりに歌ってた。
臣は肩を軽く二回叩いて。
でもやっぱ良かったよ
言いたかったのはそれだけだから…と
優しい微笑みを向けた。
褒められると素直に嬉しくて
ありがとう…と俺は呟いた。
Aちゃん何してんだろう。
あ、仕事って書いてあったっけ…
いつか俺の歌声を聴いて欲しい。
それで…知ってほしい。
俺の気持ちとこの仕事を。
でも離れていくんじゃないかって
不安が押し寄せてくる。
傍にいたい…
少しずつでもいい…
Aちゃんにもっと近づきたい…
俺がその記憶を消してあげたい…
俺なら絶対…絶対…離さないから。
モニターに映る今話題沸騰の歌手。
みんなが食いつくように見入ってる。
歌声なんか当然耳に入ってこない。
今の俺にはただの景色の一部でしかない。
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sana(プロフ) - のぞみさん» ｷｭﾝｷｭﾝ落ちてたようで安心しましたっ(*´ｪ`*)毎日…はふ…鼻血が…(*´ω｀*)笑 応援なんてそんな…本当感謝です(T_T)！！ (2015年9月20日 22時) (
レス) id: ce7a44bede (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - きゃなさん» 隆二さんにｷｭﾝｷｭﾝありがとうございますっ(*^^*)♪まだ第三章の移行準備出来てなくてごめんなさいっ！その言葉で力がみなぎりますっ(:_;)！！ (2015年9月20日 22時) (レス) id: ce7a44bede (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - キュンキュンが止まりません！本当毎日楽しみにしている小説です！これからも応援しています！ (2015年9月20日 8時) (レス) id: bea0b9fdde (このIDを非表示/違反報告)
きゃな(プロフ) - もうほんとに隆二くんにキュンキュンが止まりません！続きめちゃめちゃ楽しみにしてます！ (2015年9月19日 17時) (レス) id: 4ad988ee63 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - ゆきさん» ｷｭﾝｷｭﾝ嬉しいですっ(*´ω｀*)♪詰め寄ってごめんなさい。笑 頑張って早く書き綴りますっ！19時の謎、隆二さんの優しさ溢れてしまいそうですっ(*´ｪ`*)！天然故、いらん事も第三章でポロリ発言しちゃいますっ笑 (2015年9月19日 8時) (レス) id: ce7a44bede (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana | 作成日時：2015年8月28日 20時
