初恋は君の笑み。【月明&抹茶オムライス】オリジナル小説 (ページ7)

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三話　いちごみるく　in葉月視点ページ7

キーンコーンカーンコーン
「起立、礼～ありがとうございました」

授業やっと終わった、、疲れたぁ
「ね、ね、葉月！今日カフェテリア一緒に行かない？」
「うん！いいよ！でも今日飲み物持ってくるの忘れちゃったから買ってきてからでも大丈夫？」
「全然大丈夫だよ～じゃあ先に行って葉月の分の席も取って置くね」
「ありがと！なるべく早く行くね！」
「はーい」

うーん、何にしようかなー
早めに行くって花ちゃんには言ったけど、やっぱり種類が多くてついつい迷っちゃうんだよね。

それからしばらく迷っていたら、
誰かに背中をちょんちょん、と突かれる。
振り向くとそこには
雨神さんがいた

ええっ？！なっなっんで雨神さんが？

すると雨神さんは自動販売機を指す

あっもしかして買いたいのかな？
「ずっと前にいてごめんね！お先にどうぞ！」
すると、いいの？と言うように首を傾ける、
「私、もうしばらく決まらないと思うから！全然いいよ！」
悩んだのか少し動きが止まったあと、「ありがと」といい、お金を入れボタンを押す
何買ったんだろ、と思いを覗き込むと、、

手にはいちごみるく

「意外、、雨神さんいちごみるくとか飲むんだね！美味しい？」
それに、「ん」と言いながら彼は。うなずく
「いちごみるくかぁ、、」
最近飲んでないなあ、、、よし！！
私はお金を入れボタンを押し、取り出す。

「雨神さん！ありがと！おかげで何飲むかきまったよ！」
そしたら何もしてないとでも言うように、首を振る。
もう少し彼と話したいけど、花ちゃんを待たせてるし、これ以上引き止めても雨神さんにとってもさすがに迷惑だろう。

そう思い私は「じゃあね！」と言い、走ってゆく。

彼と同じいちごみるくを手に握り、少しにやけた顔をつねりながら。