12話 新しい一面 ページ17
葉月sibe
あれから早くも一週間
今私はちょっと、、いや、かなり困っている
男子s「ね!ね!俺さ前々から話してみたかったしぃ〜?俺と組ましょうよ?」
と何故か知らない人に話しかけられている
ええ、、?
何でこうなってるんだっけ?
たしか
今日は特別競技の練習で体育館に集まってて、
それで軽い説明が終わった後先生がワルツのペア決めとけって、、
そして今この状態、、、
なんで???明らかに私より可愛い子いっぱいいるじゃん!
ダメだ、考える程分からなくなってくる
と男子s「いいでしょ?」
「えっと、、大変ありがたいんですけどご遠慮させていただきます、、!」
男子s「え?だって他に組む人いないんでしょ?だったらいいじゃん」
どっ、どうしよう、、
誘って貰えるのはありがたいけど、流石に知らない人と組むのは少し怖い、、
それに組みたい人、一応いるし
、、でも、断り方がよく分からない
男子s「ほらほらじゃあくm..「すみません、こいつ俺と組むんで。」
なっ?、、組むやついるなら先に言えよ!ックソッ」
そう言ってその男子は離れてく
「えっと、、ありがとう、雨神さん」
「迷惑じゃなかった?」
「迷惑だなんて、、!実は断り方分からなくて困ってたから、、!」
「なら良かった」
彼はそう言って私から離れる、雨神さんはやっぱりもう組む人決まってるんだろうなわざわざ助けてくれるなんて優しい、、
そう思いペア探しをしようとすると、雨神さんが何故か戻ってきて私に何か紙を渡す
その紙はワルツについてのことが書かれたプリント、、
あれ?これってペア組まないと貰えないやつじゃなかったっけ?
「ねえ、雨神さんこれって、、」
「?、、ペア申請出した」
えつ、
えええええええええええええええ!?
本当に組むんだ、、
流石に驚いた
雨神さん意外にマイペースなんだなぁ
新しい一面を見た気がする
「どうしたの?」
「いっ、いや!何でもない!!ワルツ頑張ろうね!」
でも凄い嬉しいから、、
まぁ、いっか!!
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作者名:月明 紗那・抹茶オムライス | 作者ホームページ:http://sana1117372
作成日時:2020年2月27日 17時