【REBORN】能ある鷹は爪を隠す 2 (ページ30)

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78話ページ30

パキパキパキ

「「！？」」

手から氷を出しあるものを形作る

『じゃーん！氷のうさぎちゃん！』

「すごい…」

『まだまだ出せるよ！』

手に力を込め色々な形の氷を生成

犬、猫、花、食べ物などたくさんのものを作りあげた。そのおかげか2人は興味を示し警戒心が無くなったようだ。

『ふぅ…さすがに疲れちゃった…』

「凄いよ…！僕はまだ力のコントロールが出来ないから氷の塊しか出せないのに」

「…君も人体実験でこの力を？」

『いやー。もとから出来たよ。綱吉は出来ないけどね。あ、綱吉ってのは私の双子の兄なんだ……人体実験…？』

なんか嫌なワードが聞こえたな

2人に人体実験について聞こうとした時だった

「ここにいたんですね。探しましたよ」

藍色の髪色に真白と同じ髪型の男の子と鼻に大きな傷のある男の子が現れた

「骸兄さん！犬！」

「来てくれたんですね」

『探してた人が見つかったのかな？』

「…真白、これはお前が作ったのかい？」

「違うよ！Aが作ったんだ！」

「すっげー！」

『えと、骸と犬でいいのかな？初めまして！Aです。私真白と同じく氷を出すことが出来るんだ』

「ほう面白いですね。てっきりこの力は氷を出すだけかと思っていたのですが…こんな使い方もあるんですね」

『コントロール出来るようになればいろんな物が作れるようになるよ』

「クフフ。いいことを知りました。A 真白と千種がお世話になりました」

骸は私の前に手を出す

握手を求めているのだと分かり私も手を出す

ビュッ

『うわ！？』

握手しようと油断させて槍で攻撃!?

とっさに氷の壁を出し槍が刺さるのを防ぐ

「クフフ君とは''契約''をしておきたかったのですが、今は無理みたいですね」

『えぇ、怖いよ…』

「また…いずれ…」

「またね！」

『もう会いたくないかなー…』