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「まだ諦めるのは早いわ。残ったマグロで何かできないか考えましょう。」
ビアンキの提案をツナは必死で止める。なぜならビアンキが作る料理は毒化するポイズンクッキングの使い手だからである。
「ポイズンクッキングはダメだって!!もー余計なことはしないでー!!!」
「安心なさい。愛するリボーンの近くで生活するようになって私変わったみたいなの。」
「変わったって…」
ビアンキはマグロを使って寿司を握る。作っている際にボンッと爆発音がしたが完成された寿司は光り輝いて見えるほど美味そうな出来栄えだった。
「こいつぁ美味そうだ。｣
｢あれ？変なケムリ出てない!!｣
｢どれ。｣
父が味見の為握られた寿司を食べる。
｢あ!!食べちゃ……!!｣
父は一瞬固まるが直ぐに美味すぎると声を荒らげた。
「え!?」
ツナはこのことに驚きを隠せないでいた。
「これなら出前のお客も満足してくれらあ！」
父からのお墨付きを貰った為、山本とツナも恐る恐る味見をする。
「おお！まじうめー!!」
「心境の変化でポイズンクッキングじゃなくなったんだー!!」
皆がビアンキの寿司を絶賛する中リボーンだけが寿司に手をつけていないことにAは違和感を覚えた。
美味しいものであれば必ず食いつくであろうリボーンが食べないという事はなにか裏があるのではないか、と疑わずにはいられなかった。
『私、なんかお腹痛いからやめとくね…』
後にAはこの判断をした自分を褒めたいと感じるのであった。
「オレはこの味に猛烈に感動している。お嬢ちゃんがこいつで100人前こしらえてくれるなら借金はチャラにするぞ。」
「マジすか!?」
「やってやれビアンキ」
「はい」
その後ビアンキは100人前用意し、後は運ぶだけの状態となった。
かかった時間はおよそ3時間。
「ふがっ 腹がーっ!!!」
突然ツナが腹痛を訴え始めた。それに続き父と山本も倒れだす。
「ビアンキ おまえ知らぬ間に時間差で効く新技を開発しちまったみえーだな。名ずけてポイズンクッキング3時間殺しだ。」
「まあ、私ったら」
ビアンキは頬を赤らめる。
『食べなくてよかった…でもこれどうすんのよ…』
結局Aがお客に謝りの電話をして父と山本の看病をしたのであった。
そしてツナはしばらくここで働く羽目になったのであった。
『沢田綱吉…こき使ってやるから覚悟しろ。舐めた真似したら3枚におろすからな。』
「ひいいぃぃ」
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凛蓮(プロフ) - ぷりんぷりんぷりんさん» ありがとうございます！ (2022年1月4日 17時) (
レス) id: 612c43a7b3 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんぷりんぷりん(プロフ) - でも少し雲雀さんも霧の感じあるので間違えてしまうのも分かります！笑これからも頑張ってください応援してます！ (2022年1月3日 23時) (レス) id: 4c41d579ea (このIDを非表示/違反報告)
凛蓮(プロフ) - ぷりんぷりんぷりんさん» 失礼しました！何を思って霧にしていたのか…頭ではわかっていたのに…… (2022年1月3日 23時) (レス) id: 612c43a7b3 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんぷりんぷりん(プロフ) - コメント失礼します！雲雀恭弥霧の守護者ってありましたけど確か雲雀恭弥雲の守護者です！ (2022年1月3日 20時) (レス) @page6 id: 4c41d579ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛蓮 | 作成日時：2021年12月18日 18時
