【REBORN】2度目の人生堪能したいから生意気言うやつはぶっ飛ばす

11話 訪問者 ページ26

ある日の晩

「おい」

『獄寺君じゃん。どうしたの？』

獄寺が家を訪ねてきた

「山本はいるか？」

『私が山本です』

「お前じゃねーよ！弟の方だよ！」

『なら先にそう言ってよね。いるよ。着いておいで』

Aは獄寺を家にまねきいれる



『たのもー！』

Aは壊れそうなほどの勢いをつけドアを開けた

「うわ!!なんだAかよ…驚かせんなって」

『お友達が来てるよ。ほら入って』

「……」

「なんだ獄寺じゃねーか！どうした？」

『お茶入れてくるから二人で話してなー』



Aは部屋を出る


『あの二人あんな仲良かったっけ？』

Aは疑問に思いながらお湯を沸かす

原作でこんなシーンあったかな…ダメだ全然思い出せない

記憶を辿ろうとするも15年も前のことで思い出すことは出来なかった

今のAが覚えていることは大体のストーリーとお気に入りのシーン、主要キャラのみとなっていた

『うーん…原作で描かれてなかったところって感じかな…まあいいか』

考えている間にお茶を入れ終え部屋へ運ぶ


「まじか！いいのかよ！」

山本の部屋から山本の喜ぶ声が聞こえた

『そんな喜んでどうしたの？』

Aはお茶を提供しながら山本に聞く

「A！明日イタリア旅行に連れてって貰えるってよ！」

『マジ？どういう話の流れ？』

「オレは10代目のそばにいるって決めたんだよ。だからてめーらが行ってこい。ついでにディーノにオレはいかねーって伝えてくれ」

「いいぜ」

『獄寺君…いや隼人！君良い奴だね！』

「あ!?いきなりなんだよ!!馴れ馴れしい」

「Aは認めたやつを名前呼びすんだよ。よかったな獄寺」

「よくねーよ！」

『照れんな隼人』

「照れてねーよ!!」


「ったく……とにかく明日伝言頼んだぞ」

『はーい』

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