1話 呼び出し ページ2
『沢田綱吉、獄寺隼人、山本武…呼び出された理由はわかってる?』
Aはニコッと笑いながら3人を見る。
「えっと…」
ツナは困った顔をして必死に考える。
「10代目になんの用だよ。くだらねぇ内容ならタダじゃおかねーぞ!」
獄寺は呼び出されたことが気に入らず悪態をつく。
「おい!獄寺!でも、なんでオレたちを呼び出したんだA?」
山本はキョトンとした顔でAを見る。
3人の態度を見て限界が来たAは机をダンっと思いっきり叩いて叫ぶように声を出した。
『ほんっとーになんも覚えがないのか君らは!まず獄寺隼人!! 君は転校そうそう暴力行為をし、校内でタバコを吸っていた。』
「けっ…んなことかよ。」
『次に山本武!!先日屋上から飛び降りようとして騒ぎを起こしたな。いくら弟でも我慢ならんわ!』
「あー…わりぃA!」
『そして最後に沢田綱吉!君は最近校内で下着姿のまま歩き回っていたな!!さらに暴力行為、器物破損などなど苦情が殺到してるんだ!! 』
Aは感情が昂りツナの肩を掴みガクガク揺らした。
「てめぇ!10代目に何しやがる!」
獄寺は大切なボスであるツナに手を出したAが気に食わなかったのでダイナマイトを取り出しAに向かって投げつけた。
「果てろ!!」
「ちょっ!?獄寺君!!」
Aは慌てることなくポケットからナイフを取りだしダイナマイトの導火線を切り火を消した。
「なっ」
獄寺は驚いて一瞬怯む。
Aはそのままナイフを獄寺の首元に当てた。
『話を遮るな。私は話を最後まで聞かない奴は嫌いだよ。このまま3枚におろしてあげようか?』
「A落ち着けよ!!」
「ちょ、お姉さん!!」
ツナと山本が止めに入る。
『……武免じて今回は許してあげる。ただし、3人とも明日までに反省文10枚は書いてくること!』
「そ、そんなー!!」
「そりゃないぜA」
「ちっ」
『文句があるならぶっ飛ばすけど?話は以上。帰っていいよ。』
3人は文句を言いながら生徒会室を出ていった。
Aはこの学校は問題児が多すぎると頭を抱えた。
今までの流れを黄色のおしゃぶりを付けた赤ん坊_____リボーンがスコープ越しに覗いていた。
「山本Aか。なかなかいい動きだったな。あいつもファミリーに加えたいな」
Aは知らない間に気に入られていたのであった。
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凛蓮(プロフ) - ぷりんぷりんぷりんさん» ありがとうございます! (2022年1月4日 17時) (レス) id: 612c43a7b3 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんぷりんぷりん(プロフ) - でも少し雲雀さんも霧の感じあるので間違えてしまうのも分かります!笑これからも頑張ってください応援してます! (2022年1月3日 23時) (レス) id: 4c41d579ea (このIDを非表示/違反報告)
凛蓮(プロフ) - ぷりんぷりんぷりんさん» 失礼しました!何を思って霧にしていたのか…頭ではわかっていたのに…… (2022年1月3日 23時) (レス) id: 612c43a7b3 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんぷりんぷりん(プロフ) - コメント失礼します!雲雀恭弥霧の守護者ってありましたけど確か雲雀恭弥雲の守護者です! (2022年1月3日 20時) (レス) @page6 id: 4c41d579ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛蓮 | 作成日時:2021年12月18日 18時