ー花火ー 今市隆二 × 登坂広臣 ３

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「ど、どういう事ですかっ隆二さん！」



隆「そ、そいつら！ここら辺住んでるからさ！その内ばったり会うかもってなーって！
……はは…はははっ」



「確かに一人くらい芸能人と既にすれ違ってるかもしれないですね！だって目黒ですもん！………地元じゃまずぜーったいに考えられないですっ！」






……ってあれ？




興奮冷めやらぬ私をさし置いて

静かにご飯を食べ始めた隆二さん。





でも。
まだまだ。


まだまだ聞き足りないっ！







「隆二さん！！何てグループ名ですかっ？」





ゴホッとむせる隆二さん。







隆「……残り食べよ？……ね？」



「気になりますっ！教えてください！」






火がついた興味心！

早く鎮火させたいっ！







隆「……じゃあさ！
その中の一人に会えた時…名前教えるよ！」



「絶対………や、やです。」







何を言ってるんだ…

隆二さん…







「緊張するから会うなんて無理ですから！」



隆「なんだ、びっくりした…
心臓…心臓止まった…止まったかも……今」









グループ名を知りたいだけの私に
驚愕の返答をよこす隆二さん。




絶対緊張しないから大丈夫だよ。と
またニヤリ顔で私の背中をさする。









そして突然＿＿＿





隆二さんとの和やかな時間は
終わりを告げた。

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