Story8 ページ10
至side
PCからこの企業の社員の個人情報を、一気にピックアップしてミニSDに詰め込む。
ダウンロード中…
の文字が点滅し、メーターがゆっくりと長方形の枠を満たしていく。
至「…くそっ、早く……。」
結局、エントランスまで来たものの、また自分のデスクまで戻ってきてしまった。
SDに落とした個人情報、ゆうに1000は越えるな…。
まぁ、帰りの電車内で特定のものは探し出せるけど。
データコピー完了
即座にSDをPCから抜き取りスマホに入れ、社を出た。
***
やっと田園の住所を見つけ出して特定した家の前に、今こうして立っている。
が。
至「田園さん!」
返事がない。
嫌な予感がする。
至「田園Aさん!」
諦めて帰ろうと思ったとき
((ガチャ
至「!」
貴女「…こ、こんば…………」
扉が開いた瞬間、彼女は静かに床に崩れ落ちた。
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サナギ(プロフ) - はちみつちゃンさん» ありがとうございます!同時に、返信がとてもとても遅くなってしまってすみません。物語がシリアスで気持ちが暗くなってしまうかもですが、そんな面も受け入れてもらえたら嬉しいです。 (2017年12月13日 0時) (レス) id: 4c31463cbd (このIDを非表示/違反報告)
はちみつちゃン(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています、今のところシリアスですが今後の展開が楽しみです。更新待ってます! (2017年10月4日 16時) (レス) id: 2ba93a4099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サナギ | 作成日時:2017年9月24日 18時