後輩の妹2 (水溜りボンド・トミー)

63.遊園地 ページ13

ジュースを飲んで、


暫く休憩して、


「そろそろ、次に行きましょう。」


と、キイチが言った。


『あ、その前に私お手洗行ってきます。』


そう言うと、


急いでお手洗いに向かう、A。





皆で、Aを待っていると、





「あのー。すみません。水溜りボンドさんですよね？」


数人の女の子に


声を掛けられた。





「はい。」


と、答えるカンタ。





「ファンなんです。｣


｢大好きです。｣


「いつも動画見てます。」


「応援してます。」


「握手してください。」





数人の女の子たちが、


口々に言ってくる。





すると、まんずが突然少し


ソワソワしだし、


「ちょっとトイレ行ってきます。」


と言って、行ってしまった。





その後も数人の女の子たちと、


少し話していると、


少し遠い所で、


Aと、まんずが


話しているのが見えた。





A、戻ってたんだ...。


まんず、もしかして、


Aに気づいて、


行ったのか...？





すげぇ、モヤモヤしてきた。





少し経って、女の子たちが、


「ありがとうございました。」


と、言って去っていった。





それに気づいて、


Aとまんずが戻ってきた。





つーか、A顔赤い...？


まんずと2人で何話してたんだ...


すげぇ、気になる。





「あれ？Aちゃん、また顔赤くない？」


キイチさんが指摘した。


『は、走ってきたから...//』


なんて言ってるけど、


なんか、ちげぇ気がする...。


モヤモヤが増し、


少しイライラしてしまった。

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