後輩の妹 (水溜りボンド・トミー)

19.新しい友達 ページ19

「意外と最先端な感じしますね。」


「うん。という事で、以上、今日の水溜りボンドでした。」


「はい。是非チャンネル登録して下さい。」


「はい。また明日。ありがとうございました。」


カンタとPさんと


脳波で操作するゲームの撮影を終え、


暫くリビングで寛いでいると、





『ただいまです。』


Aちゃんが、学校から帰ってきた。


「おかえりー。」





ふと、Aちゃんの


手首に目をやる。





いつも学校につけて行っている


腕時計がなくて、





「あれ？いつも付けてる腕時計、今日つけてないの？」


気になって聞いてみた。





『あっ...お友達に貸したまま返してもらうの忘れてました。』


Aちゃんは、


俺に指摘されて、


少し驚いたような表情を


見せて答えた。





「お友達？」


それにPさんが聞き返す。


『そうそう。今日新しいお友達が出来たの！スタイル良くて綺麗な子なのー。』


と、Aちゃんが言うと、


「へぇー。良かったね。」


とPさんが返した。





すると、ピーンポーンと


インターフォンがなった。





Pさんが玄関へ向かう。

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