18.料理 ページ18
「いただきます。」
Aちゃんの手料理を口に運ぶ。
「すげぇ、うめぇ!」
想像以上に美味くて、
びっくりした。
『良かったです...//』
俺が褒めると、
照れてるAちゃん。
Aちゃんって思ってたより、
家庭的な子なんだなぁ。
「Aちゃんって料理うまいのな。」
『小さい頃からお母さんのお手伝いしてたから、簡単なものなら...でも味に自身はないです...。』
すげぇ美味いのに、
謙虚なことを言うAちゃん。
「え!すげぇ美味いじゃん!!もっと自信持ちなよ。」
少しでもAちゃんが、
自分に自信持てればと思って言った。
本当に美味くて、
あっという間に平らげた。
「あー本当美味しかった!また作ってな?」
俺がそう言うと、
『私のでよければ...//』
と、Aちゃんが言った。
“私のでよければ...”
つーか、
「お前のがいいんだよ...」
小さめの声で、
ボソッと呟いた。
というか、
思っていたことが、
声に出ていた。
幸いなことにAちゃんには、
聞こえていなかったみたいだ。
聞かれてたら恥ずいから、良かった。
俺は食べ終わった食器を持って、
キッチンへ向かい、
シンクの蛇口を捻った。
『あ、私洗うんで大丈夫ですよ。』
食器を洗おうとした俺に、
Aちゃんが言った。
「洗いもんくらいやるよ。料理作ってくれたお礼。」
俺はそう言い、
洗い始めた。
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渚(プロフ) - キョロさん» ありがとうございます♪いつか書けるように頑張ります!! (2018年9月24日 12時) (レス) id: 014937c44e (このIDを非表示/違反報告)
キョロ(プロフ) - シリーズ全部読んでました!トミー視点でのお話も素敵ですね!いつか2人がお付き合いしてからのお話も読んでみたいです! (2018年9月22日 23時) (レス) id: 30fe219f04 (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - 知乃さん» ありがとうございます(^-^)兄の先輩では明かされなかった部分を明かしていこうと思います♪もっと楽しんで貰えるように頑張ります! (2018年9月18日 4時) (レス) id: 158910ed9d (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます♪更新頑張ります!! (2018年9月18日 4時) (レス) id: 158910ed9d (このIDを非表示/違反報告)
知乃 - あのシーンはどーゆー展開でああなったんだろって思うところとか沢山あったのでトミー視点で知れてよかったです!!!渚さんの作品すごく面白くてもう既に投票してあるのに、ついつい更新される度に押しちゃうんですよね汗笑笑次の更新も楽しみにしてますっ!! (2018年9月18日 1時) (レス) id: 713d1b935d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:渚 | 作成日時:2018年8月28日 20時