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『もしもし。お兄ちゃん、今からお兄ちゃんのお家に行っても大丈夫?』


私は荷物をまとめながら、お兄ちゃんに電話をかける。


『分かった!じゃあ向かうね!』


私はそう言い通話を切り、まとめた荷物を持ち、


お兄ちゃんのお家へ向かった。






暫くして、お兄ちゃんのお家に到着。


ピーンポーン


インターフォンを押すとすぐにお兄ちゃんが出てきた。


『お兄ちゃん久しぶり!』


「うん。てか、その荷物なに?!」


お兄ちゃんは私の大量の荷物を見て質問してくる。


『何って、私の着替えとかだよ。』


「へっ?」


私が質問に答えると、お兄ちゃんは益々よく分からなそうな顔をする。


『私今日からお兄ちゃんと一緒に暮らすことになったの。』


「A、何言ってんの?」


『あれ?お母さんから連絡来てない?』


「来てないけど。」


『あらら。お母さん忘れてるのかな...。実家からだと大学が遠いから、一人暮らししたいって言ったら、お母さんに一人暮らしはダメって言われてね。』


私の話に戸惑いつつ相槌をうちながら聞くお兄ちゃん。


『じゃあ、お兄ちゃんと暮らすって言ったら、許可が出たの。お兄ちゃん家からなら大学からも近いし。』


説明を終えると、お兄ちゃんは少し焦りながら、


「えっ、待って、一人暮らしじゃないし、トミーやカンタくん達もいるから...」


『YouTube見ないから、よく分かってないけど、お兄ちゃんがお2人のお手伝いしてるのは知ってる。だから、邪魔しないようにするから、お願い!』


「とりあえず皆に許可取らないと...」





「どうしたー?」


お兄ちゃんと玄関で少し揉めていたからか、


トミーさんとカンタさんが部屋から出て来た。


『あっ、初めまして。妹のAです。いつもお兄ちゃんがお世話になっております。』


私がトミーさんとカンタさんに挨拶をすると、


お2人も挨拶を返してくれた。


「で、部屋入らねぇの?なんかあったの?」


と、トミーさんがお兄ちゃんに尋ねる。


「僕も今聞いたんだけど、Aが今日からここに住みたいって言ってて。」


『動画撮影などのお邪魔はしませんので、お願いします。』


お2人に頭を下げてお願いする。


「えっ、頭上げて...」


と、少しあたふたしながら言うカンタさん。


「とりあえず部屋の中に入って話そう。」


トミーさんがそう言い、部屋の中へ入る。

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設定タグ:水溜りボンド , トミー , YouTuber   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - とこたんとみさん» コメントありがとうございます( ^ω^ )面白いと言っていただけて嬉しです♪ (2019年7月7日 2時) (レス) id: 4fccf6bd12 (このIDを非表示/違反報告)
とこたんとみ(プロフ) - とっても面白いです!!!! (2019年6月11日 1時) (レス) id: f614e63378 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年8月3日 5時

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