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3話 社畜、小学生に説教される ページ5

『すみません、すみません』


今日も今日とて社畜っている俺だ


『帰るか…』


俺は椅子から立ちカバンと上着をもち、戸締まりをして帰った。


『あ…れおかしいな…』


視界がグラつく


『や…ばい』


俺は意識を失った。









『…はっ』


知らない天井だった


『会社に行かなきゃ…』


ガチャッ


「まちなさい!あなたその身体で行こうとしてるの⁉」


『俺の身体に何か異常が?』


「貴方は今高熱を出しているのよ!」


『高熱なんてそんな…』


クラっ ドタッ


「行ったそばから…」


『ハアハア…ケホッケホッ』


「立てる?部屋まで行くわよ」





部屋

『会社…ケホッ』


ブー ブー


『…もしもし』


「川上くん!何をしているんだね君は!」


『すみませんでも風邪が…』


「風邪でも会社を休むな!」


『でも…』


「でもじゃない!早く来い!」


『…わかりました…』


ピッ


(会社…行かなきゃ)


ガチャっ


俺は誰も居ないのを確認して家を出た


『ハアハア…ケホッ』


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


コンコン


「ん?」


コンコン


「入るわよ!」


そこに俺の姿は無かった


プルルル プルルル


「もしも…」


「もしもし工藤君!急いで探してほしい人がいるんだけど!」


「落ち着け灰原、それで?探してほしい人って?」


「黒髪のスーツを着た細い男性なんだけどその人倒れてるところを拾って寝かせていたんだけど居なくなったの!その人高熱を出していて…」


「まじか…そりゃあヤベェな…よしわかった沖矢さんにも協力してもらって探すよ」


「お願いするわね」


ピッ


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

『ケホッハアハア』


歩くのもやっとな俺は壁を使って歩いていた。


(そろそろやばいな…)


「大丈夫ですか?」


『…へ?』

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて夢主の行方は?

次回「社畜、小学生に説教される 後編」

デゥエルスタンバイ!

4話 社畜、小学生に説教される→←2話 ストーカー



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作者名:ポテト | 作成日時:2020年1月14日 1時

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