個性把握テスト�� ページ7
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「なんで鷹見くん急に立候補したんだろ」
女子更衣室ではみんながホークスの話をしていた。
これから行われる個性把握テストでグラウンドに出るため体操着に着替えていく。
「ね、Aちゃん何か聞いてないの？」
「さぁ。てかホークスが立候補ってそんなおかしなことだったの？」
キュッとファスナーを胸辺りまで上げ、みんなの方に振り向く。
「だって去年みんなホークス推薦してたのに、絶対しませーんって言って断固拒否してたんだから！」
「ふぅん」
そうだったんだ
やっぱり学級委員やりたくなったとか？
まぁやる気あるならアイツに仕事押し付けても大丈夫じゃね、と既に仕事放棄を考えながら髪を纏め先に更衣室を出た。
グラウンドに出ると男子たちは集まっており合流する。
ストレッチをしているホークスにふと目がいった。
羽、でっか
純粋にすごいなと眺めていると、またしても目が合う。何か話すべきかと考えていたら丁度先生から集合の合図がかかった。
去年同様の説明を簡単に受け、出席番号順に並ぶ。
走り始めた前の生徒たちを見ながら、みんなすごいなぁと興味津々に見る。
すると突然後ろからふにっと耳を触られた。
私の後ろなんてホークス以外にいないワケで
「ぎゃあッ！！」
思わず後ろに拳を打ち込む。
そしたら凄い音を立てて赤色がぶっ飛んでいった。
「ぃ"ってぇ…！」
「触んなクソ！！！」
激しい土煙りの中からヒットしたであろう左頬を押さえながら立ち上がるホークスを、フーッと威嚇するように睨み付ける。
「ごりごりのパワー系じゃん」
「うるっせぇ急に触るバカがどこにいる！！」
「え、口悪。ゴメンって」
汚れてしまった体操着をパンパンと叩きながら列に戻ってくるホークスは「急に触るのもダメなのね、わかりましたよっと」ともう一度後ろに座った。
「気になってさぁ。獅宮さん前見た時は耳とか尻尾生えてなかったじゃん」
「………」
「あれ無視？ね、自由に生やせたりできるんだ」
「教えん」
なんて意地を張った小学生みたいな私に、ホークスはやれやれと言った感じでそれ以上は話しかけてこなくなった。
すぐに私の番がやってきて、50m走の位置に着く。
そして個性を使って、半獣化から獣化に変化した。
わぁ、と後ろで声が聞こえる。教えないなんて言った矢先コレだ。
でも今は、去年の自分の記録を越すために本気にならなきゃ
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (12月24日 1時) (
レス) @page38 id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
San(プロフ) - めちゃめちゃ好きな作品なので続きが見たいです（ ; ; ） (2023年3月1日 8時) (レス) @page32 id: b5216021f9 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - えっえっお願いしますみたいです大好きです (2023年2月13日 0時) (レス) @page38 id: 1bebe7d5ab (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - もっちさん» わぁあありがとうございます😭もう作品が逸れ過ぎて収拾つかなくなってますよね😢笑 しかも最近また新しい幼馴染同級生ネタも浮かんできてて😂しばらく更新出来ておらずすみません！そろそろ気合い入れて進めます！💪 (2022年9月9日 19時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
もっち - 同級生設定のホークス嬉しすぎていつも楽しく読ませて頂いております！続きがとってもとっても気になるので少しずつでも書いていただけたらなぁと思います…。物語って考えるのも難しいし時間もかかるでしょうし大変だと思いますが、応援しています！頑張ってください！ (2022年9月2日 4時) (レス) @page38 id: 77bce02d1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年10月12日 11時
