リクエスト＊嫉妬【後編】 ページ26
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(ホークスside)
掴んだ細い手をきつく握り
俺はAさんの肩に顔を埋めた。
「あいつとどういう関係なんですか」
「え…、普通に仲良い友達だよ」
「へぇ、Aさんて彼氏は家にあげんくせに
仲良い男友達はあげるんや？」
「ホークス、違うの」
違う？なにが
年頃の男女が２人同じベッドで寝て
まぁ仮に？何もなかったとしても
添い寝くらいしとるやろ
「まぁ、モテますもんねあなた」
「ちょ、話、」
「何回もお泊まりするほど仲良いんですもんねぇ」
「話聞いて、」
「てかいつから？もしかして偽装カップルの時から？
なんだ、ちゃんと相手いたんだぁ」
嫌味たらしく、責め立てるように言うと
Aさんはバッと俺の腕を払いのけた。
「…私が浮気なんかすると本気で思ってんの？」
「……浮気してなくても、他ん男と泊まりなんて嫌や」
「あの子女の子だから」
「………は？」
思考が一瞬停止する。
え、女？
だって、俺って言ってたし…
いやいや騙されませんよ、と言いそうになるのを
もし本当に女だとしたら
また彼女を怒らせてしまうから止めた。
「女、ですか？」
「そう。男として活動してるから秘密にしてるけど。
本当はすっごく可愛い女の子なんだから」
「……まじすか」
するとAさんがほら、とスマホを見せた。
画面には風呂上がりだろうか、Aさんと白雪が
部屋着姿で仲良く自撮りしている写真。
……確かに、女や
「ちゃんと彼氏だっているし」
「…この子の彼氏すげえっすね、気が知れん」
女だということは分かったけど
さっきの生意気な態度はムカついた。
「ホークスと似てるんだって」
「えぇ…俺絶対好きにならんですよこの子」
「好きになられたら困る。で、わかってくれた？」
「……早とちりしましたスミマセン。
お詫びに美味いワイン買ってきます」
深く謝ると、Aさんは俺の頭を
ぐしゃぐしゃと撫で回した。
「嫉妬してくれるのは嬉しいけどさ」
女相手に嫉妬して泣いていたなんて
恥ずかしさのあまり襟で顔を覆い隠すと
Aさんがじゃあ、と呟いた。
「今日、家来る？」
「…………行きます」
ちらりと目だけ覗かせて返事すると
Aさんはまるで可愛い動物でも見るように
「一緒に寝ようね」と笑ってくれた。
ーーーーーーー
くちく様、リクエストありがとうございました！😊
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sana＊(プロフ) - スルメさん» もー本当に遅くなり申し訳ないです！！🙇♂️よかったですリクエストとまた読みに来ていただきありがとうございました！！😌💙💙 (2022年5月24日 1時) (
レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - きららさん» ほんとめっっちゃ久々の更新ですよね！😂お待たせいたしました！🙏ありがとうございます！😭💖多分水曜日に続き書けるはずなんで…！頑張ります！😠💪 (2022年5月24日 1時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
スルメ - ありがとうございます❗癒されました！！ (2022年5月23日 23時) (レス) @page29 id: 84b07a535e (このIDを非表示/違反報告)
きらら - わ〜更新久しぶりに来たァァァずっと待ってました👏他の作品もこの作品も更新無理しない程度に頑張ってください！ (2022年5月23日 14時) (レス) @page29 id: c1124bf868 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - はるさん» わー書いてましたね！😂相性いいお話かけるかな🤔笑 Twitterもありがとうございます！😂 頑張りますね🥺笑 (2022年3月14日 16時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2022年2月9日 21時
