疑心 ページ11
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(ミルコside)
「お前何してんだ」
休日街を歩いていると見知った顔の男を見かけた。
そいつは知らない女を連れて、2人で歩いていて
思わず声をかけてしまった。
「あ、ミルコさん」
珍しッスね！と近寄ってくる男、ホークス。
少し離れた場所で私たちの様子を伺う女。
「ホークスお前どうしたんだよ」
「何がです？」
「あの女誰だ」
「あぁ、紹介されて」
「ミリアはどうした」
「あれ、SNSご覧になられませんでした？」
見たに決まってんだろ。あんだけ拡散させられてたら
でもどうせ嘘だろうと思っていた。
だってコイツ、心底ミリアに惚れ込んでただろ
「本当に別れたのか？」
「ハイ」
「早速新しい彼女つくろうとしてんのかよ」
「公安に勧められて。今日顔合わせしてるだけッス」
表情ひとつ変えないホークスに違和感を覚え
強引にホークスの腕を掴み
紹介されたとやらの女を置いて連れ出した。
その辺のカフェに入って、奥の方の
人に聞かれにくそうな席を確保する。
「どうなってやがる」
「なにがですか」
「なんでミリアと別れたんだよ」
「なんでって…」
するとホークスは眉を顰め
ズズ、とアイスコーヒーを啜る。
暫くしてから、はぁ、とテーブルに肘をついた。
「そもそも付き合ってないです」
「は？？」
「偽装カップルだったみたいですよ、彼女がいうには」
つまんなさそうに、ストローの紙をくしゃくしゃと
指先で弄びながら
ホークスはもう一口アイスコーヒーを口にする。
いや、なんだそれ
偽装カップル？初めて聞いたぞそんなの
でも、お前絶対
「お前はミリアのこと本気で好きだったろ」
「……俺が？」
見てればわかる。
私とたまに顔を合わせたと思えば、コイツはずっと
「このあとミリアさんとデートなんですよ」
「あの人まじ天然で面白いんです、見てて和みますよ」
「最近セーフハウスにミリアさんの私物増えてきて、
なんか同棲みたいに思っちゃって」
って幸せそうに惚気てきて。
ベタ惚れかよ、キモ
って言えば「キモくないですし！」
なんてムキになりやがるし。
「……俺あの人のこと好きだったんですか？」
「お前ずっと幸せそうにミリアの話ばっかしてただろ」
ホークスは、まるで知らなかったみたいな顔をして。
やっぱり何かおかしい。
ホークス、と呼ぶ。
「何が起きたのか、全部話せ」
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sana＊(プロフ) - スルメさん» もー本当に遅くなり申し訳ないです！！🙇♂️よかったですリクエストとまた読みに来ていただきありがとうございました！！😌💙💙 (2022年5月24日 1時) (
レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - きららさん» ほんとめっっちゃ久々の更新ですよね！😂お待たせいたしました！🙏ありがとうございます！😭💖多分水曜日に続き書けるはずなんで…！頑張ります！😠💪 (2022年5月24日 1時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
スルメ - ありがとうございます❗癒されました！！ (2022年5月23日 23時) (レス) @page29 id: 84b07a535e (このIDを非表示/違反報告)
きらら - わ〜更新久しぶりに来たァァァずっと待ってました👏他の作品もこの作品も更新無理しない程度に頑張ってください！ (2022年5月23日 14時) (レス) @page29 id: c1124bf868 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - はるさん» わー書いてましたね！😂相性いいお話かけるかな🤔笑 Twitterもありがとうございます！😂 頑張りますね🥺笑 (2022年3月14日 16時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2022年2月9日 21時
