命懸けの、戦い ページ20
今日は1人で散歩に来ている。
なんとなく、疲れたから。
「あれー雄英のやつじゃーん」
『…誰、ですか？』
「まあまあ、怖がんなって。」
何、誰？
怖い…
「お前、強えだろ？体育祭でも毎年5位以内には入ってるし。」
『なんですか。』
「大丈夫、殺したりはしないから、多分。」
そういうなり、相手は周りの木々に炎を出す。
炎なら、私の得意分野。
勝己に勝てるんだから。
これくらい余裕。
なはず。
燃え上がる炎を次々に消していく。
でも、どんどん広がっていく。
これでは、私の力では消しきれない。
「あれーこんなもんか。つまんね。」
そういうなり、思いっきり私の体を目掛けて炎を出す。
ヤバい、きつい。
熱い…
死ぬ…
「A！大丈夫か？」
『と、轟くん…？』
「俺が倒すから、休んどけ。」
『ごめん、ね…』
意識が、遠くなっていく。
「Aっ？！」
「Aちゃん！！」
「みんな！Aちゃんが起きたわ！」
「Aさん、大丈夫ですか？！」
あー頭がぼーっとする。
視界もはっきり見えない。
でも、お茶子ちゃん、梅雨ちゃん、ヤオモモの声は聞き取れる。
私、死ぬのかなぁ…
「オイ！チビ！！！」
この声、勝己だ…。
何だか、安心するな。
それから何分が経った頃、
ようやく意識が戻ってきてほっとする。
『みんな、ごめんね。』
「うわぁぁぁぁぁA！！！心配したよおおおお」
『三奈ぁぁぁ！！』
「A、俺がもっと早ければ…」
『ううん！轟くんのおかげで死ななかったんだよ！ありがとう。』
私は、幸せだな。
こんなに皆から心配されて。
「A、意識は戻ったか。」
『先生！』
「あとでリカバリーガールが来てくれるから、待ってろ。他の奴らは帰れ！」
「ちぇ。やっとAが戻ったのに！」
「良かったぁ。」
「A！またな！」
『うん！』
その後は、治癒のおかげでほとんど治り、翌日には退院出来た
後遺症も無いそうでみんなも一安心。
…1人を覗いては。
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ゆうき(プロフ) - ありがとございます！もうきゅんきゅんです！ありがとうございました！ (2021年8月12日 12時) (
レス) id: 7d1f09313e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - めちゃくちゃいい作品…！リクエストで「生理痛で寝込んでいたら」書いてほしいです！ (2021年8月12日 2時) (レス) id: 7d1f09313e (このIDを非表示/違反報告)
夢見 腐愛(プロフ) - 【これは、そんな私が 最高の彼女になるまでの 物語だ((】の、部分は、とても面白くて、吹き出しかけましたw更新楽しみです！頑張って下さい！！ (2021年8月11日 12時) (レス) id: c181f4e3a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺん | 作成日時：2021年8月11日 11時
