好きなもの ページ24
食べ進めていると食堂の女性がやってきて話しかけられた。
「君、常闇くんだよね。はいどうぞ」
「……何ですか、これ」
「プリンよ。相澤先生からですって」
ああ、前の戦闘演習の報酬か。本当にくれるんだ。
女の人にお礼を言った後、肩をつつかれた。Aがスケッチブックを見せる。
それなに?
個性当ての贈呈品と言えばAは納得した。
「そういえば午後も戦闘訓練だったな。A、がんばろうな」
笑顔でうなずいたAはテーブルに目をおとす。
カレー 好きなの?
「……いや、好きというよりここのカレーにはリンゴが入っているから食べてるんだ」
りんご 好きなんだ
「まあな……似合わないだろ」
全力で首をふった。クールな常闇くんとかわいいリンゴの組み合わせはギャップがあってむしろいい。すごくいい。
あっ、といいことを思いついたAはペンをとる。
りんごジャムは好き?
「好きだぞ。リンゴが使われているものは何でも好きだ」
私の家に来てみない?
「……ん?」
私の家 パン屋なの
いろんなジャム 作ってる
「な、なるほどな」
びっくりした。何のお誘いかと……いや別に期待したとかではない。違うからな!
今日来ない?
唐突な提案にしりごみするが、彼女の目があまりにもキラキラ輝いているから断るにも断れない。
「……行く。今日は金曜だから帰るのが多少遅くなっても構わない。
訓練、早く終わるといいな」
パアッと花が咲いたAはスケッチブックを抱いて嬉しがった。
(友達を連れていくの初めて!)
(女子の家に行くの初めてだ……)
―――――――▽
今更ながら……コメントくださぁぁあい!
良かったところor不満なところ(直してほしいところ)特に後者を!
だからって私のメンタルぶっ潰すようなことは書かないでください。私はMではない。
私はただ、この小説をより良くしたい!
変なこと書いてたら常闇くんに顔向け出来ないから……!
そんなわけでコメント&評価お願いします!
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ちづる(プロフ) - いきなりリプ失礼します。キャラクターたちの心情や常闇くんの優しさ、夢主ちゃんの考え方めちゃくちゃ好きだと思いました。続編が読みたいのが本心なのですが... (2021年5月10日 5時) (レス) id: 97693b4be7 (このIDを非表示/違反報告)
ホープローズ - 速報!本日は私、ホープローズの誕生日なのでヴィラン連合・プロヒーロー・ヒーローの卵達からの祝いの言葉を貰いたいです。お願いします。 (2019年8月23日 12時) (レス) id: 681e9ae1c6 (このIDを非表示/違反報告)
はづき(プロフ) - 常闇くん。常闇くん。ホントに好きです。大好きです。最高かよ( ˙-˙ ) (2019年7月31日 12時) (レス) id: 6ca8581b98 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - んぱ(・-・)!← (2019年6月18日 22時) (レス) id: 779ef83f8c (このIDを非表示/違反報告)
響香(プロフ) - 常闇くんチョー好きです!これからも宜しくお願いします! (2019年6月12日 17時) (レス) id: b61ceed5ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蔦虎 | 作成日時:2018年4月22日 0時