▽17 ページ18
.
急いで部屋に戻り、さっき貰った白いワンピースに袖を通し
いつもならあまりやらないメイクもバッチリやり、髪も少し巻いた。
リビングへ降りると、既に何人かが起きていた。
一「Aちゃん、おっはよ〜んって…どしたの!?今日めちゃめちゃ可愛いじゃん!」
一成くんの声を筆頭に、次々と視線がこちらへ送られる。
椋「わぁ!お姫様みたいです!」
幸「ふ〜ん、似合うじゃん」
至「今日会社休みだし、俺とデートしようか」
万「未成年に手出したら犯罪っすよ」
東「すっごく似合ってる。可愛いよ。今日は誰かとデートかな?」
『あっ、えっと…』
次々と展開が進んでいき、ソファに真澄くんが座っているも、話しかけられずにいた。
真「遅い。行くよ」
そのまま手を引っ張られ、リビングを後にした。
後ろからは、
「オー!真澄、ずるいヨ!」
「今度は俺ともデートしてねん♪」
「楽しんできてくださいねー!」
色々な声が聞こえるが、正直耳に入らない。
繋がれた手が、熱い。
.
64人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Eva - 続きが気になります!楽しみに待ってます! (2019年10月7日 0時) (レス) id: a1f2b3bb01 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:咲那 | 作成日時:2019年9月7日 22時